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2006.03.22 更新 松坂初代MVP!代表選出回数“勲章入りユニホーム”案も披露
力の勝負でキューバ打線を封じ初代MVPに選ばれた松坂。「次回も出る」とジャパンの誇りを胸に、3年後、ライバルたちを返り討ちにする=撮影・原田史郎 (ワールド・ベースボール・クラシック決勝、キューバ6−10日本、20日=日本時間21日、ペトコ・パーク)世界のMATSUZAKAだ、初代MVPだ!! 先発した松坂大輔投手(25)=西武=が、今大会自己最速の96マイル(約154キロ)もマークするなど、キューバ打線を4回4安打5奪三振の1失点に抑える力投で、日本を世界一へと導いた。1次リーグから3試合3勝無敗。13回8安打10奪三振、自責2の成績を残し、初代MVPに選出された。日本の怪物が、ついに世界の球史にその名を刻み込んだ。日本代表を誇りに感じた松坂は、代表選出回数の“勲章”を自軍ユニホームに付ける独自案まで披露した。 ◇ 一目散にベンチを飛び出すと、アッという間に歓喜の輪に埋もれていった。松坂の右腕がキューバ打線を封じ込み、松坂の右腕が日本を世界一へと導いた。 「世界一をかけた試合の先発を任されたことを誇りに思います。そして、結果を残せたことに満足しています」 火を噴くような直球の連続だった。大舞台のマウンドで怪物は存分に本領を発揮した。 「性格的にストレートが強い相手には、ストレートを投げたくなる。きょうはド真ん中でも球威で抑えてやろうと思った。オールスターでも、あんなに飛ばしたことないくらいに、飛ばしました」 試合前のブルペン投球で制球よりも、力の投球を選択した。4点リードをもらい、一回の先頭打者・パレにいきなりソロを浴びたが、これで目が覚めた。全力の剛球を投げ続け、4番・ボレロには今大会、自己最速の154キロをマークするなど、力のキューバ打線に、力で勝負を挑んだ。そして勝った。 プロ入り後、五輪予選を含めると、自身5度目の代表入りとなったが、今大会は勝ち進むごとに、代表の重みは増していった。日本代表のメンバーでいることを、これほど誇りに思ったことはない。そして、ひとつの思いが浮かんだ。 「代表に選出された回数を☆印とかにして、(所属チームの)ユニホームに入れてもらえないか、考えています。そうしたら、大会が終わった後でも“あの人は何回、代表に選ばれたんだ”と思ってもらえる。勲章みたいなものです」 まだ私案ながら“勲章入りユニホーム”の採用の打診を検討しているのだ。日本代表を愛し、日の丸の重みを知っている松坂だからこその、代表を尊重するアイデアだった。 「MVPはたまたまです。次回? 選手として参加するべきと思っています。今回も出場してよかった。声がかかったら、また参加しますよ」 3勝無敗の成績で初代MVPにも輝いた男は、3年後にも開催される次回大会への参加へも意欲をみせた。強敵との真剣勝負はたまらなく楽しい。3年後、さらに進化した姿で、もっとすごい球を見せてくれるに違いない。 (湯浅大)
★渡辺俊が“リベンジ”松坂のあとを受け、五回から2番手でマウンドにあがった渡辺が、3回を4安打2失点。八回の先頭打者に内野安打を許したところで降板した。「1次リーグから(通して)きょうが一番、調子よかった。内容はともかく、世界一になったことで満足している」と笑顔。00年シドニー五輪のキューバ戦では3ランを浴びて敗戦投手になったが、ようやく“リベンジ”を果たした。 ![]() |
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