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2006.03.21 更新 キューバが心理戦…3時間遅れで先発発表、監督は会見拒否![]() アマ最強軍団・キューバは投手陣だけが練習=AP 【米カリフォルニア州サンディエゴ19日(日本時間20日)=広岡浩二通信員】キューバは日本との決勝の先発に、オルマリ・ロメロ投手(38)を指名した。現地時間19日午後9時が予告先発の通告締め切り時間だったが、キューバ側は約3時間遅れで発表したほか、イギニオ・ベレス監督も試合前日の定例会見を拒否。アマ最強軍団は鉄のカーテンで、いきなり日本に心理戦を仕掛けた。 ◇ 全体練習はなく、投手陣だけがシャドー・ピッチングを繰り返した。快晴のサンディエゴも、キューバ陣営は謎がいっぱい。ペドロ・カブレラ報道担当部長が、会見拒否のベレス監督を代弁するかのように熱弁した。 「日本とは数々の試合をしてきた。戦術はすでに熟知しているし、投手陣も分析済み。そうやってわれわれは成功を収めてきた」。決勝に関する情報、そして選手の状態などは一切語られることはなかった。 それどころか、予告先発の通告締め切り時間は西海岸時間の19日午後9時だったのだが、MLB広報によるとキューバが発表したのは締め切りの約3時間後。日本側にいきなり心理的な揺さぶりをかけてきた。 やっと発表された先発右腕のロメロは技巧派。速球は140キロ前後ながら、武器のスライダーでコーナーを突く。前回登板のプエルトリコ戦(2次リーグ15日)では、4回1失点で今大会無傷の2連勝。負ければ後がない大一番で、チームを決勝進出に導いた。 前日にはキューバの指導者フィデル・カストロ国家評議会議長(79)から、激励メッセージが届いた。「ずっと試合は見ている。決勝戦は、とにかく善戦してほしい」。野球は国技だけに負けるわけにはいかない。 「日本戦は100%のチーム状態で臨めるし、士気も高まってきた」と同担当部長。狙うはWBC初代王者の栄冠のみ。アマ最強軍団が国の威信をかけた最後の戦いに挑む。
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