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2006.03.19 更新 イチロー「3敗は許されない」…自身の美学“魅せて勝つ”を封印!
日の丸を背に気合十分のイチロー。みせてくれ、豪快なリベンジを!! =撮影・原田史郎 【米カリフォルニア州サンディエゴ17日(日本時間18日)湯浅大】もう負けない!! 日本は18日午後7時(日本時間19日正午)、準決勝で韓国と対戦する。決戦を前に、イチロー外野手(32)=マリナーズ=は「魅せて勝つ」という自身のプライド、美学を捨てて、勝利をもぎ取りにいくことを宣言した。 ◇ ギュッと唇をかみしめた。“サンディエゴの奇跡”から一夜明け、イチローの目がギラついていた。 「気持ちの切り替え? きょうは練習でしたから。試合だったら難しいでしょうね」 あきらめていた準決勝進出が、まさかの米国敗退で転がりこんだ。前夜は歓喜に浸った。仮に前日練習のこの日が試合当日だったら…。幸い、2次リーグ最終戦(16日)から中2日。気持ちを切り替えるには十分だった。 サンディエゴのやわらかな日差しのなか、日本は約1時間半の最終調整。イチローはフェンスの外から見学している約20人の日本人ファンのため、得意の背面キャッチを連発。リラックスムードを漂わせた。フリー打撃後も最後までグラウンドに残り、外野フェンスのチェックに時間をかけた。練習後、さらにその目は鋭さを増した。 「(同じ相手に)3敗は許されない。僕らはプロですから。本当は勝つだけではいけないんですけど、あすは何が何でも勝ちにいく」 2次リーグ開幕直前、プロは“魅せて勝つ”ことができなければいけない−という自身の美学を口にしていた天才が、そのプライドを捨ててまで、勝利にこだわる。 実はここペトコ・パークは昨年6月26日のパドレス戦で、昨シーズンでただ1試合、疲労を考慮してという理由からスタメンを外れた場所。「高い年俸をもらっているから」の思い、出場へのこだわりを断たれた因縁の球場が決戦の地だ。 「楽しみにしています」。日本は先攻。イチローが先陣を切る。屈辱、因縁、悔しさ…。すべてを晴らすときがやってくる。 ◆三塁の守備練習を行った日本・小笠原「何もコーチからは言われていないが、何があるか分からない。用意はしておく」 ◆日本・多村「いずれにせよ(ボールは)ホームベースの上を通過するわけだから、しっかりと打ちたい」 ◆日本・松中「状態は悪くない。本塁打が出ればうれしいが、勝つことが目標。日本が強いんだということを示したい」 ★王監督が打線改造に着手…福留外し金城を起用も王監督は決戦を前に「今度は何としても勝ちたい」と宣言。そのためにも「あと1試合だから調子のいい者を使っていく」と打線改造に着手する方針で、打率.105と不振の3番・福留を外し、6番で金城を起用するプランが浮上。3番には多村を起用、右太もも裏痛で欠場が濃厚な岩村に代わり小笠原が5番に昇格しそう。さい配面でも「選手をどう動かすかに専念したい」と気合十分だった。
■データBox日本は韓国に1次リーグ●2−3、2次リーグ●1−2でともに1点差負け。
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◆右太もも裏痛で欠場が濃厚な日本・岩村
「ここまできたら戦いたい気持ちはあるけど、万全ではない状態で迷惑をかけるのも…」