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2006.03.15 更新 必勝決起!イチロー笑顔でチーム引っ張る“誤審負け”後遺症なし
笑顔で動きでチームを引っ張る。イチローが変身した=撮影・原田史郎 【米カリフォルニア州アナハイム13日(日本時間14日)=大沢謙一郎】笑った。動いた。みんな、前を向こうぜ!! 日本・イチロー外野手(32)=マリナーズ=が“誤審負けショック”を一日で払拭(ふっしょく)した。この日の練習中、積極的に選手に話しかけるなど、笑顔で動きまくった天才。夜には決起集会も開いた。このままでは終われない。ついにイチローが立ち上がった。 ◇ 誰もいないグラウンドに真っ先に駆け出していった。イチローは、練習開始前から入念にストレッチ、ランニングで体をほぐす。不可解敗戦から一夜明けた背番号51は、笑みを浮かべてリスタートを切った。 「いい感じじゃないかな。(前日のことを)みんなは消化して、晴れやかだと感じました。あれだけの(米国の)メンバーを前に最終的に負けましたが、大きな何かを得たこともたくさんあった」 グラウンドでは川崎、青木の2人と話し込んだ。ベテラン組は早上がりを許されたが、最後まで球拾いを手伝って、選手とコミュニケーションをとった。まるでグラウンドの指揮官のようにチームの“メンテナンス”に気を配った。 これまで背中と言葉で王ジャパンを引っ張ってきたイチロー。しかし、決戦前日に“変身”した。まるで別人のように動いた。「寡黙」のイメージが強かった天才の姿は、そこにはない。まるでミスターのように明るく動き回って、選手を奮い立たせた。 「いいチームになってきた。何かを言葉で表現するよりも、やっぱり行動を起こすことが大事だと気づきましたね」 夜はなじみの店にチームメートを連れ、有志で決起集会を開いた。さあ、いこう−。もう、言葉はいらない。逆境だからこそ、みんなで戦う。日本を王ジャパンを、天才が救う。
★松中、打撲も…王監督「大丈夫」米国戦で左足の甲に死球を受けた松中がアナハイム市内の病院でX線とMRI検査を受けた結果、打撲と診断された。この日は練習を休み、アイシング治療。王監督は「あした(現地時間14日)の朝の具合を見て決めます。勝手な予測ですが、大丈夫でしょう。代役の4番? 全然頭にない」と不動の4番に信頼を寄せた。 ★リベンジ誓う!!多村、仕切り直し多村がリベンジを誓った。米国戦では勝ち越し機の九回二死満塁でボール球に手を出して空振り三振。相手投手が制球を乱していただけに「ボール球を見送っていれば四球があったかもしれないと思うと、(前夜は)寝られなかった」と明かした。だが、雰囲気にも慣れて仕切り直し。「イチローさんとも話したけど、チームは一丸になっている。絶対に勝てる」と巻き返しを誓った。 ★岩村、切り替える米国戦で“決勝犠飛”が幻となった岩村は、気持ちを切り替えて残り2戦に全力を注ぐ。「正直、やりきれない部分も大きいけど、残りの試合で勝とうという気持ちが強くなった。(メキシコ戦は)甘くない戦いになる。それでも負けられない」と積極的に守備練習を行い、汗を流していた。 ★3戦目先発の渡辺「点はやれない」3戦目の韓国戦の先発をひかえる渡辺は、ブルペン投球で調整。「1点差勝負になるでしょうね。点はやれない。球数(80球)を気にせずに投げていきます。同じ相手に2度もやられたくない」。5日の1次リーグ韓国戦では五回途中に3死球で降板しただけに、リベンジに燃えていた。 ![]() |
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