|
2006.03.14 更新 メキシコ、韓国に5安打惜敗…14日の日本戦は総力戦だ!![]() 韓国戦で最後の打者に倒れたメキシコの5番・ヒル。中軸に当たりが出ていないが、パワーはあり投げ損ないは禁物だ=AP (WBC・2次リーグ1組、韓国2−1メキシコ、12日=日本時間13日、エンゼルスタジアム)WBC2次リーグ1組のもう1カードは、メキシコが韓国に1−2で敗れた。打線が韓国の繰り出した5投手の継投の前に5安打と抑えられ惜敗。日本同様1敗したことで、14日(日本時間15日)の日本戦は総力戦で臨んでくる可能性もある。王監督も米国戦後に、メキシコ−韓国戦を視察するなど、負けられない一戦に向け、王ジャパンが最終の確認作業に入った。 ◇ 韓国投手陣に打線が5安打に抑えられ、1−2で敗れたメキシコ。打力不足は戦前から懸念されており、1次リーグ初戦も米国に0−2と完封負けした。ただ南ア戦は10−4、カナダに9−1と大勝。長距離砲がそろっている打線は、投げミスが許されない。 ![]() 王監督も再び球場に戻り、メキシコを視察した=共同 2番を打つカントゥ(デビルレイズ)は今大会2本塁打。3番のカスティーヤ(パドレス)は韓国戦で2安打と気を吐いた。先発が発表された松坂も「打線全体は(強豪の)プエルトリコやベネズエラに似たイメージを持っています」と警戒。デュラゾ(レンジャーズ)、G・ヒル(オリオールズ)の4、5番に当たりが出ていないだけに、日本戦では打順を替えてくるかもしれない。 一方、投手陣は4試合で9失点と安定している。先発2番手だったカンポス(メキシコリーグ)は南ア戦で4回4安打3失点と精彩を欠いたため、日本戦はカナダ戦で5回3安打1失点と好投したロアイザ(アスレチックス)の繰り上げが決定。また調子次第でリンコン(カージナルス)やデセンス(ロイヤルズ、元巨人)、ペレス(パイレーツ)などメジャーで活躍する豊富なリリーフ陣を早い段階から投入してくることも考えられる。 米国戦後、1度ホテルに戻った王監督は再び球場入りし、コーチ、スコアラーとともに資料を手にメキシコ−韓国戦を視察した。王監督は「もちろん投手もいいが、打者もいい。(日本戦は)接戦になるでしょう。ロアイザはいい投手だった」とコメント。くしくもWBCに入ってから米国と韓国に土をつけられたのは、日本と同じ。準決勝進出に望みをつなげるためにも、確実に勝利しておかねばならない。 ★李承ヨプが今大会4発李承ヨプが値千金の一発で勝利を呼んだ。一回一死一塁から低めの球をうまくとらえ、ライナー性の当たりを右越えに運んだ。「本塁打は軽めに振った。タイミングが大事なんだ」と自らのスイングを冷静に分析。今大会4号はドミニカ共和国のベルトレと並んでトップ。11日にはESPNのインタビューを受けるなど、巨人の一員となって日本国内の注目度はもちろん、米国でも知名度が上がりそう。 (共同) ★メキシコ、情報不足で負けたメキシコの敗因は情報不足。先発のR・ロペスは韓国のビデオが入手できたのは当日の朝だったことを明かし「打者の研究をするのは難しかった」と嘆いた。2次リーグ進出を決めたのは9日。韓国戦まで中2日あっただけにエストラダ監督も悔しそうで「できる限りの準備はしたつもりだが、次から次へと(違う相手との)試合に備えるのは難しい」とこぼした。 (共同) 【日本がメキシコに敗れた場合】仮にメキシコ戦で敗れたとしても日本が準決勝進出の望みを完全に断たれるわけではない。米国が韓国、メキシコに連勝し、日本が最終戦の韓国戦で勝利した場合、日本、韓国、メキシコが1勝2敗で並ぶことになる(米国は3勝で1位通過決定)。この場合、当該チーム同士の失点率が優先されるために、日本はメキシコ、韓国戦では極力、失点を抑えることが大事だ。 ![]() |
|