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上原、松坂ともリラックス!最強“2トップ”の連勝で突破だ

上原

王ジャパンの命運を握る上原(上)と松坂(下)。球数制限が80球に増えるせいか、ともにリラックスムード

松坂

日本が誇る最強“2トップ”で、イッキに決める。王ジャパンは両リーグを代表する上原、松坂という両エースの連勝リレーで2次リーグ突破を狙う。

「意気込み? 今から意気込んでもしゃあないって。(プレーボールの)1時間前でいいの。それがオレのスタイル」

日本球界の歴史に刻まれる大一番。初戦の米国戦の先発マウンドを控えても上原はリラックス。軽めのキャッチボールとランニング。そしてマッサージで体をほぐし、静かに戦闘準備を整えた。

上原から引き継ぐ形で2戦目のメキシコ戦を任されるのは怪物・松坂。こちらも三塁でノックを受けるなど、終始なごやかムード。メキシコ戦はラテン系の応援団が大挙して、松坂らに強烈なブーイングを浴びせることも予想されるが「気にしない。多い方が集中できますよ」。さらに「(初戦が)勝っても負けても(メキシコ戦が)大事な試合であることには変わりはないですからね」と自覚は十分だ。

リリーフ陣に不安が残るだけに、当日のデキが王ジャパンの行方をそのまま左右しかねない2人の日の丸エース。一発勝負のシビれるマウンドが待ち受ける。

★谷繁が上原の女房役

上原の女房役は谷繁が有力だ。同じセ・リーグで手の内を知っていることもあり、先発に抜てきされる。王監督は「すべて分かっちゃ面白くないだろ」と先発捕手は明かさなかったが、8日のマ軍戦後は「リードが良かったんじゃないかな」とコメントしており、先陣を34歳のベテラン捕手に託すことになる。

★藤川に2イニング指令

虎の鉄腕に2イニング登板指令が下った。練習終了後、武田一浩投手コーチ(40)が藤川球児投手(25)=阪神=の状態を絶賛。リリーフ陣の中心に指名した。

「球児は凄いよ。やるよ、絶対。阪神でも2イニング投げていたのかな。それ以上投げてもらうかもね。絶対打てないって書いてもいいよ」

藤川はこの日は軽めの練習で、ブルペンに入らず調整を打ち上げた。メジャー球場の雰囲気については「なんとも思いません。日本と変わりませんよ」と堂々としたもの。「相手に勝つことが大事ですから」と米国の雰囲気に飲まれず、落ち着いていた。

前日右足甲に打球を当てた大塚が骨に異常なしと判断され、離脱の危機を免れた。球児の役目は大塚につなぐセットアップだが王監督は「押さえは調子のいいやつから使う」と明言しており、ストッパーに昇格する可能性も。どんな場面を任されても、今の球児ならばやってくれそうだ。

★大塚、骨に異常なし

ブルワーズとの練習試合(10日)で打球を右足甲に当て、途中降板した大塚は、この日の練習には参加せず、近くの病院でエックス線検査を受けた。骨には異常はなく、打撲との診断で「腫れもひいているし、昨日の痛みが10としたら今日は5くらい。本人は歩いたり、ジャンプもできます」とチーム関係者。石井に続き、守護神の負傷離脱という最悪の事態は免れた。

◆上原の後に2番手として投入される日本・清水

「コーチから、よくなかったら、すぐに代えると言われている。僕はいつでもいける準備を早くからしておくだけ。エンゼルスタジアムは大好き。ここでやれると聞いてうれしかった」


◆リリーフの一角を占める日本・久保田

「球場の雰囲気が違いますねえ。気持ちいいというか」