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2006.03.11 更新 松坂“金の水”で自責ゼロ!対レンジャーズ4回2安打4奪三振
ボクの調子? こんな風にあがっています−。レンジャーズを2安打1失点に抑えた松坂は、試合中にこの笑顔 【米アリゾナ州サプライズ9日(日本時間10日)=湯浅大、大沢謙一郎】怪物がよみがえった。日本・松坂大輔投手(25)=西武=がレンジャーズとの練習試合に先発し、4回2安打1失点も自責点0の安定した投球を披露。本来の姿を取り戻した。14日(日本時間15日)の2次リーグ第2戦の先発予定だが、対戦相手となるB組1位はメキシコに決定。2次リーグ突破のためには負けられない一戦、世界初の“金の水”を飲みながら、世界一に突き進む。 ◇ これが怪物だ。MAX148キロの直球。キレるスライダー。打者を惑わすチェンジアップ。2次リーグ2戦目の先発へ向け、松坂が復調をアピールした。 「だいぶ腕も振れてきたし、変化球もよかった。あとは直球です。(これまでは)コントロールが悪すぎた。2次リーグに向けて、そこを意識して練習していきたい」 2度の壮行試合での先発は今ひとつ。4日の1次リーグ台湾戦ではボークで失点を許した。しかし、2次リーグに向けた最後の実戦マウンドで4回を2安打4奪三振。1失点も失策絡みで自責点は0の70球。前日のマリナーズ戦で好投した上原がバックネット裏から見守る中、「オレもエースだ」と存在感を示した。 「まあ、きょうは相手が(格)下ですから…」。マイナー、招待選手中心だったレンジャーズ打線を完全に格下扱い。強気なコメント。自信も戻ってきた。 試合中に2次リーグで対戦する相手が決まった。メキシコだ。多くのメジャー選手を抱え、優勝候補の一角を担う強豪国。楽な相手ではないが、リーグ突破は2チーム。日本が準決勝に進むためには、このメキシコ戦が最も重要視される。そんな大一番を前に怪物は復調した。 世界一を狙う松坂に頼もしい“援軍”がいる。健康用品メーカーのファイテン社の現地スタッフが、金入りの飲料水『アクアミルムG』を提供している。同社の特殊技術で金を飲料水に溶かしたもので、金には神経の伝達をスムーズにする効果がある。これにより、体のバランスが整えられ、各パーツの機能性を高められる。ヤンキースのランディ・ジョンソン投手(42)もお気に入りの優れものだ。 「日本でも提供させていただいたのですが、本人からの要望もあり、アメリカでも飲んでいただくことにしました」と同社関係者。“金の水”で世界一に突き進む。 「メキシコ? イメージはないです。台湾戦では(ファンを)ガッカリさせたので、いい内容のピッチングで勝たないと。勝たなきゃ意味がない」 あこがれの米国の大地で、怪物がよみがえった。日本時間15日、衝撃の“世界デビュー”をみせてやる。 ■松坂の1次リーグ・台湾戦VTR3月4日、第2戦の台湾戦(東京ドーム)に先発。4点リードの二回二死一、三塁の場面でボークで1点を許したが、その後は安定した投球を見せた。四回には二死二、三塁、球数制限を超え一発出れば同点というピンチを空振り三振で切り抜けて4回3安打1失点。投球数68球でマウンドを降りた。 ◆レンジャーズのバック・ショウォルター監督(49)「サダハル・オーのチームと対戦できて光栄。印象に残った選手はマツザカ。日本の選手はチームを第一に考えてプレーしている。米国の野球がすべてではない。日本の野球を尊敬している」 ★イチロー2安打「内容が大事」
イチローは2試合連続のマルチ安打。こちらも調子は上向きだ 相手は数人の投手を除いてほとんどがマイナー級。2次リーグに向けて不安な戦いぶりにイチローの表情は厳しかった。「勝ち負けには全然(意味は)ないでしょう。内容が大事ですよ」。自身は2試合連続の2安打を放ったが、2打席目は二回二死一、二塁の好機に空振り三振。その反省も踏まえて気持ちを引き締めていた。 ★不安残る継投陣2番手で登板した和田毅は2回を3安打3失点。「思ったよりもボールが滑った。何か対策をしないといけない」と首をひねった。1次リーグの台湾戦ではひじの張りで登板を回避。2月25日以来の実戦マウンドに「ひじを気にせずに腕を振れた」といいながらも不安の残る内容。3番手の小林も1/3回を4失点。「課題は制球ですね」とポツリ。メキシコ戦で松坂のあとを継ぐ投手の再編も迫られそうだ。 ★敵は天然芝と風…慣れない屋外球場王ジャパンに新たな“敵”が増えた。三回無死一塁で遊ゴロ併殺を狙った川崎からの送球を西岡が捕れずにピンチを広げて追いつかれた。五回には川崎が左翼の飛球を深追いし過ぎて落球。辻内野守備コーチは「(悪送球は)芝で打球が弱まるから、投げるリズムが崩れていた」と渋い表情。2次リーグはすべて屋外球場。ドームに慣れている日本選手にとっては、守備で天然芝や風の影響を受けそうだ。 ◆一回、右前に先制タイムリーを放った日本・松中「イチローから(先発投手は)ナックルボーラーだと聞いていたので戸惑いはなかった。むこう(アナハイム)にいったらチームも変わるでしょう」 ◆10日のブルワーズ戦で登板する日本・大塚「石井の分も、(やはりケガで離脱した広島の)黒田の分も頑張るつもりで投げます」 ■日本の相手はこの日の1次リーグB組で、メキシコがカナダに勝ち、1位通過が決定。米国は10日の南ア戦に勝てば2位通過。引き分けか負けなら、カナダが2位通過。日本の2次リーグの相手は、初戦が米国かカナダ、第2戦がメキシコ、最終戦が韓国となる。 ![]() |
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◆日本・王監督
「松坂はボールに力があったし、コントロールも良かった。本来の投球ができるようになったんじゃないかな。今までで一番良かった」