2008年03月30日 更新
勢いは高田ヤクルト並み!長野日大が初ベスト8
(第80回センバツ高校野球大会、第8日、3回戦、長野日大2−0北大津、29日、甲子園)春夏通じて初出場の長野日大(長野)が、北大津(滋賀)に2−0で完封勝ちし、初の8強入りを果たした。
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初の甲子園で初のベスト8。松商学園監督時代の91年、センバツ準優勝を経験している中原英孝監督(62)は「夢のようです」と満面の笑みを浮かべた。
三回一死、右前打で出た池田が二盗、三盗。続く茅野のスクイズで先制した。上村はジャスト100球で4安打完封。東北、横浜と地区王者を倒してきた北大津に、北信越大会覇者はスキを与えなかった。
中原監督はヤクルト・高田監督と明大の同期生。ヤクルトの沖縄・浦添キャンプ直前にはセンバツ出場を祝う電話が入った。前日28日のセ開幕戦はヤクルトが巨人に6−2快勝。“風”を感じている。
準々決勝で当たる千葉経大付・松本監督は明大の後輩。「こういうところで先輩を立てなきゃ」。冗談の中にも闘志をのぞかせた。
(田中浩)
★守備陣一丸!上村が4安打完封「100点です」
大黒柱の上村が4安打完封。チームを8強に押し上げた。「みんなで挙げた勝利。きょうは100点です」。九回に追加点をもらうまでは、三回に茅野のスクイズで挙げた1点だけ。1−0の七回二死三塁では、強烈なライナーを三塁手・伊藤が飛びついて好捕し、最大の危機を脱した。バックも体を張って上村を支えた。
■中原英孝(なかはら・ひでたか)
1945(昭和20)年5月30日、長野・池田町生まれ、62歳。松商学園高から明大に進み内野手で活躍。68−72、88−04年に松商学園監督を務め、春2度、夏7度甲子園出場。91年センバツ準優勝、同年夏ベスト8。05年1月に長野日大監督に就任し今回甲子園初出場。同高事務員。家族は夫人と長男。1メートル70、75キロ。
★北大津・宮崎監督が白旗「すべてにおいて相手が上でした」
東北、横浜と強豪を破ってきた快進撃が止まった。好調だった打線が上村をとらえられず無得点。「安定感のあるいい投手でした。すべてにおいて相手が上でした」と宮崎監督。主将の石川は「チームのどこかに緩みが出ていた。僕がしっかりとまとめられなかった」と自らを責めた。
◆6安打2失点の力投も報われず北大津・河合
「スライダーの切れがなかった。最終回を0点に抑えれば逆転できると思っていたのに…」









◆三回にフルカウントからスクイズを成功させた長野日大・茅野
「カウントは気にしなかった。サインが出ても慌てることなくできた」