2008年03月19日 更新

第80回センバツ高校野球大会

雨で関東一など12校室内練習…センバツ22日開幕

 第80回選抜高校野球大会(22日開幕)に出場する安房(千葉)、慶応(神奈川)など16校が練習を行った。雨の影響で、関東一(東京)のほか12校が、室内練習場での練習となった。この日で出場全36校が練習を終え、21日は開会式のリハーサルが行われる。

★華陵・高松「きのう泣きました」

 チームでただ1人の女子選手、華陵・高松(3年)(17)はユニホームに身を包みベンチから練習を見届けた=写真。大会参加者資格規定で女子の出場は認められておらず、公式練習も例外ではない。高松は「きのう、練習できないと聞いて泣きました」と複雑な表情。大会中はアルプス席から応援するという。

★慶応・田村がマウンドで10球

 小雨の降るなか、“力道山の孫”、慶応・田村(3年)が甲子園のマウンドでゆっくり10球を投げ込んだ。左肩に不安を抱えるも練習試合で順調に調整。「本番は大丈夫。全力で投げて、完封したい」と意気込んだ。また上田監督は「田村とエース只野(3年)の継投でセンバツを乗り切りたい」と投手2人に全幅の信頼を寄せていた。

★関東一監督「チームに雨男」

 関東一は雨のため室内練習場で打撃練習など入念に行った。昨夏の東東京大会準決勝では追い上げムードの中、帝京に降雨コールド負け。雨にはいい思い出がなく「チームに雨男がいるんじゃないか」と米沢監督もぼやくしかなかった。目指すは初戦の明徳義塾戦(23日)突破だ。

★始球式

 日本高野連は、第80回選抜高校野球大会の開幕試合、駒大岩見沢(北海道)−成章(愛知)の始球式を第1回大会優勝校の高松商(香川)の松井章悟主将が行うと発表した。例年、始球式は文部科学大臣が務めていたが、渡海紀三朗大臣が「記念大会でもあり、高校生に大役を譲りたい。大会誕生にゆかりのあるチームの高校生に依頼してはどうか」と提案していた。

★当日券なし

 日本高野連は、第80回選抜高校野球大会の開幕日となる22日の入場券について、一塁特別自由席、三塁特別自由席、三塁アルプス席が前売りで満席の状態となったため、当日券を販売しないと発表した。中央特別自由席、一塁アルプス席については、当日券の販売(午前7時から)を予定している。

★退職

 駒大苫小牧高校は、全国高校野球選手権大会で2004、05年に連覇を達成した香田誉士史前監督(36)が今月末で同校を退職すると発表した。19日に本人から「一身上の都合」を理由に退職願が提出され、受理された。香田前監督は昨年夏の選手権大会後に監督を退任し、野球部顧問を務めていた。昨季のパ・リーグ新人王田中将大投手(楽天)を育てた。