2007年08月17日 更新

2007年 第89回全国高校野球選手権大会

佐賀北、得意の継投策で再試合制し3回戦進出

 (第89回全国高校野球選手権大会、第9日、2回戦、佐賀北9−1宇治山田商、16日、甲子園)引き分け再試合となった佐賀北(佐賀)−宇治山田商(三重)は佐賀北が9−1で勝利。

 2試合で計24回、5時間12分にも及んだ熱戦を制し、初めて3回戦の扉をこじ開けた。勝ちパターンとなっている2投手の継投が成功した。先発の馬場は5回で59球。前の対戦と投げた回数も球数も同じだ。「後ろに久保がいるから最初から全力でいけた」。前回は10回を投げた久保は、六回からバトンを受け「体が重い感じはしたけど、点差が開いていて精神的に楽だった」と笑みを浮かべた。

◆3安打4打点の佐賀北・大串

「自分の前でチャンスをつくってくれるので返そうと思った。(再試合で)疲れはあったけど、体が切れていた」

★宇治山田商エース・中井、疲れで球速落ち沈む

 延長十五回の激戦から中1日。エース中井は「疲れはないと思っていたが、前の試合より球の走りが悪かった」。1−1の六回に3失点。2日前の試合で最速146キロをマークしていたストレートは130キロ台前半まで落ちていた。それでも「甲子園で2回も全力プレーができた。残念だけど達成感はある」と言い切った。

◆自らの2失策が失点につながった宇治山田商・中野

「集中力に欠けて、うまく動けなかった。再試合をやっても勝たなきゃ意味がない」