2007年08月12日 更新
【甲子園】駒大苫小牧、初戦で散る…4年連続決勝進出ならず

V奪回を狙った駒大苫小牧だが初戦で敗退
(第89回全国高校野球選手権大会、第3日、1回戦、駒大苫小牧4−5広陵、11日、甲子園)昨夏準優勝の駒大苫小牧(南北海道)は、今春の選抜8強の広陵(広島)に九回二死から逆転を許し、4−5で初戦敗退。
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V奪回の重圧が微妙に歯車を狂わせた。昨年準優勝の駒大苫小牧が九回のエラーで逆転を許し、1回戦で姿を消した。
「九回は同点のつもりでいこうと言っていた。でも、どこかで甘さがあったのかもしれない」
致命的な悪送球を犯した幸坂好修捕手(3年)が涙を浮かべる。3−2から同点に追いつかれ、なお九回二死一、二塁のピンチ。二塁内野安打でオーバーランした三走を刺そうと捕手・幸坂が三塁へ送球。だが、これが三塁手のグラブをかすめファウルゾーンを転々。2者が生還し、3−5と逆転された。
悔しい敗戦にも香田誉士史監督(36)は「(昨秋の地区予選で)コールド負けからスタートしたチーム。ここまでの試合ができて成長したと思う」と選手をねぎらった。史上初となる4年連続の決勝進出は、夢と消えた。
◆六回途中2失点で降板した駒大苫小牧・片山投手
「甲子園ということで力んでしまい、制球が定まらなかった」
★広陵・山下、殊勲同点打−中井監督感無量
捕手からの送球が逸れる間に勝ち越しの走者、土生に続いて同点打を放った一走・山下も生還した。一気に3点を奪った。「自分の力で打てたんじゃない。けがをしても支えてくれた方々のおかげ」。6月下旬に左手首を痛めた広陵・山下は仲間に感謝した。1点を追う九回、無死一、三塁から4番、5番が倒れながらも逆転。中井監督は「勇気ある山下の一打にかけた。一番大事な時に故障して、チームに迷惑をかけた山下が打ってうれしい」と感無量の表情だった。
◆九回、相手の失策につながる内野安打を放った広陵・林二塁手
「二塁手がはじいていたのでセーフになろうとだけ思って走った」
◆土壇場の逆転勝利に広陵・土生主将
「絶対逆転できると思っていた。強い気持ちで練習してきた成果が出た」









◆駒大苫小牧OBの楽天・田中
「(テレビで)試合を自分のことのように見ていました。1年前まで一緒にプレーしていた仲間たちが、甲子園で頑張っている姿を見るのは不思議な気持ち。3年生は本当にお疲れさまでした。次の目標に向け、この経験をいかしてください」