2007年08月11日 更新
“中田斬った男”攻略!神村学園が劇的初勝利
(第89回全国高校野球選手権大会、第3日、1回戦、神村学園6−3金光大阪、10日、甲子園)神村学園(鹿児島)が、夏の甲子園での劇的な初勝利。エースの盛は「相手は激戦の大阪を勝ち抜いたチームだから泥くさくいった。3(失)点以内なら大丈夫という気で投げた」と笑みを浮かべた。六回には右中間を破る逆転の2点適時三塁打。投げても六回以降は1安打。大阪大会決勝で高校通算87本塁打を放った大阪桐蔭・中田を倒した好投手・植松に投げ勝った。チームは甲子園出場決定後に、部員の部内暴力が発覚したことで主将が交代したが、山本監督は「主将交代をプラスと考えて糧にした」と感慨深げ。2回戦は帝京と対戦する。
■記録メモ
▽初勝利 神村学園が金光大阪に逆転勝ちし、鹿児島勢が春夏通じて7度目の対戦で初めて大阪勢を下した。夏の大会では1929年の第15回大会の2回戦で鹿児島商が市岡中に4−14で敗れて以来の対戦。春は5度顔を合わせており、今年の1回戦では鹿児島商が北陽に0−1で惜敗していた。
★金光大阪・エース植松4失点悔し泣き
先発した金光大阪(大阪)のエース植松は六回につかまった。味方の失策で失点すると、7、8番にも連打され、この回4点を失った。「自分でなんとかしようと思ったけど…」。大阪大会の決勝ではプロ注目の中田を5打数無安打に抑え、大阪桐蔭を破る原動力となったが「もっと上までいけると思っていた。自分たちの実力を出し切れなかったのが悔しい」と涙をぬぐった。
【名言&迷言・夏】
◆金光大阪・植松のクセを見抜いた神村学園・下條一直スコアラー(3年)
「変化球を投げるときグラブの中で指をピコピコ(上下に)動かします。グラブのすき間を見て、影が動いている感じがしたら変化球。ビデオを10回見直したかいがありました」









◆八回に貴重な追加点となる本塁打を放った神村学園・小原
「今まで野球をしてきた中で一番うれしい。頭が真っ白になった」