2007年03月31日 更新

2007年 第79回選抜高校野球大会

さすがエース!広陵・野村、3度登板で反撃許さず

投手&一塁手で大忙し。計3度、マウンドに登って相手打線を抑えた野村=撮影・吉沢良太

投手&一塁手で大忙し。計3度、マウンドに登って相手打線を抑えた野村=撮影・吉沢良太

 (第79回選抜高校野球大会、第8日、2回戦、北陽3−5広陵、30日、甲子園)広陵(広島)は北陽(大阪)を5−3で破りベスト8進出。31日は準々決勝2試合が行われる。

 先発した右のエース、野村は途中2度の交代を挟み、3度登板する大車輪の活躍。「3回の登板は初めて」と笑顔で汗をぬぐった。5点リードの七回に上本健にマウンドを譲り、一塁の守備についた。上本健が打たれて1点を返され、なお二死一、三塁の場面で再登板。「監督の目を見て」自ら志願した。九回にも4番手の野林が無死一、三塁のピンチを迎えると、2度目の救援でマウンドに向い、反撃を食い止めた。

★秋本、浮いた球狙われ5失点

 1回戦の鹿児島商戦で完封した北陽・秋本は、高めに浮いた球を狙われて5失点。2戦続けてのヒーローにはなれなかった。三、五回に広陵の3番・土生と4番・山下に連続適時打を許した。「甘い球は見逃さず、振りも鋭かった」と相手の主軸に脱帽。失意のエースは「投げ急がず、自分のリズムで投げられるようにしたい」と夏に向けて飛躍を誓った。

◆三回の守備で上唇を負傷したが治療して復帰した北陽・大山

 「医者には、結構切れていて出られるか分からないといわれた。僕はできると思ったので出た」