2007年03月27日 更新

2007年 第79回選抜高校野球大会

北陽の“タッちゃん”が先制のホームイン

 (第79回選抜高校野球大会、第4日、1回戦、北陽1−0鹿児島商、26日、甲子園)人気野球漫画「タッチ」の主人公と同じ名前の北陽・上杉達也主将がチームの勝利に貢献した。アルプス席からは、もちろんアニメ主題歌の応援。上杉は「注目してもらって、たくさんの人から勇気をもらった」。期待に応えるべく、二回には三塁打で出塁し、先制のホームを踏んだ。大会前は打撃不振で打順が3番から5番に変わっただけに「見返してやろうと思ってた。うれしい気持ちでいっぱい」と“タッちゃんスマイル”を浮かべた。

◆七回に好返球して本塁で走者を刺した北陽・大隅

「返球の練習では慌てて失敗することが多かった。本番で成功できてうれしい」

★鹿児島商・福岡、孤軍奮闘も…

 鹿児島商のエースで4番の福岡が緩い球を効果的に使って1失点で完投し、打撃でも2安打と気を吐いた。味方の2失策にも粘り強く投げて追加点を許さなかったが、打線が拙攻で1点も奪えなかった。孤軍奮闘となったが、「フォームがばらばらで球が真ん中に集まった。エラーしても、みんなが声を掛けてくれた」と、さわやかに振り返った。

◆八回の同点機に凡退した鹿児島商・後藤主将

「スライダーに詰まってしまった。負けたのは打てなかった打撃の責任」

■データBox

 センバツでの大阪−鹿児島の対戦は1998年の第70回大会以来で5度目だが、いずれも大阪の勝ち。夏の選手権大会では戦前の29年に市岡中と鹿児島商が対戦しており、14−4で市岡中が勝利を収めている。