2006年08月17日 更新

2006年 第88回全国高校野球選手権大会

福知山成美のエース・駒谷、決勝打&完投の大活躍

(第88回全国高校野球選手権大会、第11日、3回戦、福知山成美6−3熊本工、16日、甲子園)第4試合では、福知山成美(京都)が熊本工(熊本)を6−3で下した。福知山成美は0−3の六回、5安打で3点を奪い同点。八回には一死一塁から駒谷の二塁打で勝ち越すと、九回にも3長短打で2点を加えた。駒谷は右サイドスローから変化球をテンポよく投げ込み、終盤の反撃をしのいだ。熊本工は先発隈部の交代が遅れたのが痛かった。七回から救援の前田も相手打線の勢いを止められなかった。

八回に勝ち越しの適時二塁打を放ったエース・駒谷は「迷惑をかけたんで返したかった」と笑顔。五回まで3失点。だが六回に追いついた後は「自分の投球ができはじめた」と得点を与えなかった。ここまで3試合すべてに完投、初のベスト8進出の原動力となっている。「一つ一つ勝って頂点に行きたい」と言い切った。

★2番手・前田が勝ち越し許す

熊本工の2年生左腕・隈部は六回、5安打を喫して3点差を追いつかれた。「相手の気持ちが上だった。もっと体力をつけて再び(甲子園に)来たい」。2番手の3年生右腕、前田も踏ん張りきれず勝ち越しを許した。右肩炎症のため、熊本大会ではほとんど登板できなかっただけに、奮闘を続けた後輩を「本当にありがとう」とねぎらった。