勝利呼び込んだ!熊本工・前田が粘投3回無失点
(第88回全国高校野球選手権大会、第9日、2回戦、熊本工5−3天理、14日、甲子園)第3試合では、熊本工(熊本)が5−3で天理(奈良)に競り勝ち、3回戦に駒を進めた。同点で迎えた九回二死二塁から狩場の右中間二塁打で勝ち越し。さらに失策で1点を加えた。先発の隈部は6回を7安打3失点。2番手の前田は3回を0点に抑えた。天理は先行したが、逃げ切れなかった。八回一死二、三塁からスクイズ失敗。九回二死二、三塁の好機も逸した。
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エース前田が同点の七回から登板、粘りの投球で勝利を呼び込んだ。八回は2四球と暴投で一死二、三塁。6月から肩に違和感があり「久しぶりの2イニング目だったので、集中力が…」と前田。だが、スクイズ失敗で二死三塁。さらに狩場がファウルフライを落とす場面もあったが、その後を速球で切り抜け、エースの面目を見せた。勝ち越した後の九回のピンチもしのぎ、マウンドで迎えた勝利の瞬間。「最高です」と笑顔で振り返った。
★逆投手リレー実らず
天理は初戦とは逆の後藤から藤井にリレーしたが、実らなかった。左腕の後藤が先発を言い渡されたのは試合前の準備運動の時だった。熊本工に左打者が並んでいるため「心の準備はできていた」そうだが、2度のリードを守れず4失点。「自分の投球ができなくて悔いが残る」と肩を落とした。エース藤井は九回のピンチで登板したが、勝ち越しの二塁打を浴びた。「自分のせいで負けた」とこみ上げる涙をこらえていた。
◆八回にスクイズを失敗した天理・高橋
「サインは予想していた。当てられる球だった。僕のミスです」
【名言迷言・夏】
◆初戦前夜の夢が3安打で正夢となった天理・多田
「きょうは“バトルロワイヤル”みたいな夢をみて、試合前から少し疲れてしまいました…」









◆九回に勝ち越しの適時打を放った熊本工・狩場主将
「主将なのにみんなの足を引っ張ってばかりで、どうにかしたかった」