鹿児島工・鮫島が決勝打!鷹・川崎のゲキに応えた
(第88回全国高校野球選手権大会、第7日、2回戦、鹿児島工3−2高知商、12日、甲子園)第3試合では49代表校の最後に登場した初出場の鹿児島工(鹿児島)が、高知商(高知)に3−2で逆転勝ちした。鹿児島工は2点を追う四回、鮫島の二塁打を足がかりに新川のスクイズと榎下の適時打で同点。七回に鮫島の適時打で勝ち越した。投げては榎下が要所を締め、九回途中まで2失点。高知商は好機で凡打が続いた。サヨナラの目もあった九回はけん制死で流れを失った。
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初出場初勝利への執念が上回った。1点リードの九回二死一、二塁。高知商・松岡の会心の当たりは投手を強襲して二塁手の前へ。「野球の神様が味方してくれたと思う」と主将で捕手の鮫島は、お立ち台で声を震わせた。同点の七回二死三塁で「みんなの気持ちを背負って打った」と勝ち越しの左前打。九回の守備では飛び出した二走を仕留めた。OBのソフトバンク・川崎からは「悔いの残らないように頑張れ」とのビデオメッセージをもらった。鮫島は「川崎さんはいろいろしてくれる。まだ勝ちます」と気合を入れ直した。
★自滅で同点機逃した
1点を追う九回無死一、二塁。高知商・西原監督は片岡にセーフティーバントのサイン。しかしこれを決められず、飛び出した二走がけん制死。自滅で同点のチャンスを逃した。それでも西原監督は「選手たちは良くやってくれた。普通に送りバントのサインを出していれば。(負けたのは)監督の差かな」と淡々。
■中国勢が初戦で全滅 好調は近畿、九州勢
第3試合で49代表校がすべて登場。好調なのは近畿勢で、6校中5校が初戦を突破。対照的に、中国勢は5校すべてが初戦で姿を消した。これは1府県1校(北海道と東京は2校)の49代表制となった第60回大会以降では初めて。東京は東西とも勝ち上がり、8校ある九州は今春のセンバツ準優勝の清峰(長崎)など5校が初戦を飾った。四国は3校が勝利を収め、6校が登場した初出場組は八重山商工(沖縄)など3校が勝ち進んだ。









◆4安打の高知商・溝渕
「バントのサインで一発で決められなかったので反省です」