2006年08月12日 更新

2006年 第88回全国高校野球選手権大会

福岡工大城東・梅野5安打完封「気持ち良かった」

(第88回全国高校野球選手権大会、第6日、2回戦、専大北上0−4福岡工大城東、11日、甲子園)2回戦4試合が行われ、第4試合では福岡工大城東(福岡)が専大北上(岩手)を4−0で退けた。福岡工大城東の梅野は5安打完封。右横手から緩い変化球を効果的に使い、的を絞らせなかった。専大北上は一回一死二塁、二回一死二、三塁で無得点と相手投手の立ち上がりを攻めきれなかったのが響いた。

サイドから小気味よく投げ込み、自己最速の140キロもマーク。さらに内外角にコントロールは抜群。梅野は散発5安打に抑えての完封に「気持ち良かった。自分の思うところに投げられました」と笑顔に満ちた表情で言った。昨秋は大不調だったが、走り込みで下半身を鍛え、フォームもスリークオーターからサイドスローへと変えた。福岡大会から背番号1も取り戻したエースは「自分でも自信がつきました」と胸を張った。

★香川長男は出番なし

背番号13、香川英斗の父で元ダイエー(現ソフトバンク)の伸行氏(野球評論家)がネット裏から熱視線。代打の切り札の愛息はコールされなかったが、「きょうは出番がないと思っていた。チームが勝っていけば出る機会はあると思う」と次戦以降の活躍に期待した。この日は一塁コーチに専念したドカベンJr.は「チームが苦しいときが自分の出番。出るときはチームを助けるバッティングをしたい」と話した。

◆五回に2点適時打を放った福岡工大城東・牧島

「地方大会で打てず迷惑をかけたので、開き直って思い切り振った」

★打線沈黙9三振

専大北上打線が沈黙した。相手エース・梅野のテンポのよい投球の前に5安打、9三振と押さえ込まれた。堀田監督は「チャンスをモノにできなかった」と0−0の二回二死満塁、先制の場面であと1本が出なかったことを悔やんだ。その裏には二死二、三塁から日山が遊ゴロを一塁に悪送球し、2失点。「先制点をむこうに与えたことが痛かった。また、やり直します」と肩を落としていた。

◆4失点の専大北上・小石

「四回以降、足にきて球が浮いた。走り込みが足りなかった」