2006年08月11日 更新

2006年 第88回全国高校野球選手権大会

天理の4番・藤原が3打点!本荘は甲子園初勝利ならず

(第88回全国高校野球選手権大会、第5日、1回戦、天理7−5本荘、10日、甲子園)第2試合では、天理(奈良)が五回に高橋佑介内野手(3年)の本塁打を含む打者一巡の猛攻で5点を奪うなど13安打を放ち、藤井貴之−後藤真人両投手(ともに3年)の継投で逃げ切った。本荘は五回に東海林の三塁ベースに当たる幸運な適時打で2点、六回も鈴木徹の三塁打などで2点を返したが、反撃も及ばなかった。秋田県勢は9年連続初戦敗退となった。

本荘の左腕、高橋を見事に攻略して天理が初戦を突破した。一回に2点を先制。五回には5長短打を集めて一挙5点を奪った。無死満塁で走者一掃の二塁打を放った4番の藤原は「絶対打ってやろうと思った。この1勝は大きい。能力のある人はいないけどチームは集中しているし一丸となってやる」と次戦に向けて力を込めた。

◆2番手で六回途中から好救援の天理・後藤

「相手に勢いがあったので、最少失点に抑えることだけ考えて投げた」

★聖地1勝ならず

3度目の挑戦も甲子園初勝利の夢はかなわなかった。秋田大会では5試合39イニングで2失点と抜群の安定感を見せていたエース左腕・高橋は、立ち上がりに2失点。五回にも2ランを浴び7失点で降板した。「初回は緊張して体がうまく動かなかった。みんなに申し訳ないです」。秋田県勢は98年の金足農から9年連続の初戦敗退となった。

◆初戦敗退に本荘・尾留川監督

「勝っていくには投手を整備して、打線の迫力をつけないといけない」

★全治2週間

本荘・伊藤卓投手(3年)が天理戦の九回に左肩に打球を受け、降板した。西宮市内の病院で診察を受けた結果、骨に異常はなく、左上腕部打撲で全治2週間と診断された。

【名言&迷言・夏】

◆前夜に試合をする夢をみて、この日は3安打の天理・多田

「きょうはダブルヘッダーでした」


◆秋田出身だけに暑さがつらい本荘・田口

「大阪の熱風はサウナの中にいるみたいでした。食べ物が全部蒸し物になりそうです」


◆初戦敗退した本荘・鈴木謙

「球場に来るときに若いバスガイドさんが緊張をほぐしてくれたんですが…」