浦和学院、初戦で散る…4失策&3併殺、金沢に完敗
六回に追加点を許した赤坂(左から2人目)。チームメートの激励に応えられなかった
(第88回全国高校野球選手権大会、第4日、1回戦、金沢9−3浦和学院、9日、甲子園)悔しさに顔をゆがめていた。浦和学院が初戦敗退。試合を壊してしまった赤坂和幸投手(2年)は、小さい声を絞り出した。
「空の上で試合をやっているようでした。最後まで投げきれなくて情けない。本塁打を打っても勝てなければ意味がありません」。この日は『5番・右翼』でスタメン出場し、二回無死一塁で左翼席へ同点2ラン。その勢いに乗って、三回から2番手としてマウンドに上がった。
しかし、九回途中まで8安打7失点(自責4)。打撃も本塁打の後は3打席凡退。再び右翼へ戻ったときは6点差がついていた。練習中に負傷した右ひざに雑菌が入り、6月は一切練習ができなかった背番号「1」。38度の高熱、右足切断のピンチを乗り越えたが、甲子園での1勝には結びつかなかった。
「(投球時に)つっこんでしまうクセを修正して、また甲子園で投げたい」。初の全国舞台でホロ苦い経験をした2年生。課題を克服し、名誉挽回のときを待つ。
(吉村大佑)
◆2安打を放った浦和学院・内田主将
「自分の役割は果たせました。主力に2年生が多いので、一致団結して再び甲子園を目指してほしい」
★金沢・野崎3ニ塁打!
野崎は3本の二塁打を含む4打数3安打5打点。一回は先制、三回には勝ち越しの2点二塁打を放ち「チームに勢いをつけられたし、勝利に貢献できた」と満足そうだった。4月の練習中に左手中指を骨折した。しばらくバッティング練習ができない日々が続いたが、ダッシュを繰り返すなどして下半身を鍛え上げた。「今ではけがをして良かったと思えるようになった。次も自分たちの野球をすれば結果はついてくる」と力強く話した。
◆11飛球で浦和学院を抑えた金沢・滝口
「投げてて楽しかった。タイミングをずらして上げさせるのが僕の投球。変化球でストライクが取れたので、丁寧に投げた」
【名言&迷言・夏】
◆差し入れとして大量のスイカが届き、たくさん食べたという金沢・板谷
「スイカばっかり食べて、クワガタみたいになっちゃいました」
【記録メモ】▽個人1試合3二塁打 金沢の野崎が1回戦の浦和学院戦で記録。第87回大会で駒大苫小牧の岡山が3回戦の日本航空(山梨)戦でマークして以来、22人目。









◆初戦敗退に浦和学院・森監督
「変化球を狙わせたんだが…。攻撃にリズムがなかったし、守備が投手陣の足を引っ張ってしまった」