2006年08月08日 更新

2006年 第88回全国高校野球選手権大会

福井商・吉村1試合2発!驚異の6番、40人目快挙

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八回、この試合2本目の本塁打を放つ福井商・吉村

(第88回全国高校野球選手権大会、第2日、1回戦、福岡1−8福井商、7日、甲子園)甲子園初打席でいきなりド派手な花火を打ち上げた。6番・吉村圭司一塁手(3年)が一回、二死二塁で右翼へ2ラン。八回にもダメ押しソロを放った。1試合2発は、昨夏の準々決勝で大阪桐蔭・平田良介外野手(現中日)が3発放って以来、40人目(42度目)だ。

「試合前の打撃練習で、空振りばっかりだったから逆に開き直った。最後だし悔いのないように思いきりバットを振ることを心がけました」

県大会は体が開く欠点が出て16打数3安打、打率.188で、本塁打0本。チーム平均打率・378の好調打線の中で“カヤの外”だった。だが落ち込むどころか「あんまり気にしなかった」とあくまでマイペース。

「本当に夢のよう。きょうは100点満点です」。強打の6番打者がポイントゲッター。福井商が打線を分厚くして、次戦、センバツ準Vの清峰に挑む。

(阿部祐亮)

★福井商・池本1失点完投

エース池本は「小さいころからの夢だったから…」と感激をかみしめながら、マウンドでの勝利の瞬間を振り返った。もともとは投手志望だったが、初戦敗退に終わった昨夏は、一塁手として出場。昨年のチームには、プロ入りした2本柱、林(ロッテ)と斉藤(広島)がいたためだった。本格的な投手転向はこの春から。だが、堂々の投球内容で、1失点の完投を果たした。「このためにずっと練習してきたから…」と、充実した表情だった。

◆夏は3年ぶりの勝利に福井商・北野監督

「3年ぶりはうれしいですけど、池本はまだばらつきがある。もっときっちり投げてほしい」

◆一回に先制の適時打を放った福井商・中尾

「反射的にバットが出た。打った瞬間にヒットだと思った」