2007年05月03日 更新
ヨシノブ、「V奪回」へ巨人を引っ張る!チーム最多7号放つ

竜の守護神・岩瀬から左越え適時二塁打。高橋由は先制ソロを含む3安打2打点と爆発した(撮影・小倉元司)
(セ・リーグ、中日3−5巨人=延長十一回、5回戦、巨人3勝2敗、2日、ナゴヤドーム)最後は選手会長が決めた。延長十一回、ホリンズの右翼線三塁打で1点を勝ち越した後、二死三塁で打席に立った高橋由が、岩瀬の失投を見逃さずにフルスイング。バットの真芯でとらえた打球が、背走する左翼・森野の頭を越えた。
「ホリンズが1点とってくれていたので、楽に振ることができた。でも何の球だったか分からないよ」。勝利を確定させるタイムリー二塁打。冷静な男がどんなボールだったかを忘れるほど興奮していた。レフトスタンドから聞こえる「ヨシノブコール」も心地いい。思わず高々と右手を挙げた。
「試合に出ている以上、結果を出したいのは当たり前のこと。そういう日もあるけれど、毎日普通だよ」。前日1日は4点差をひっくり返す大逆転勝利の中で無安打。悔しい思いをしていた。4月中旬には好調な打線の中で打率2割台と低迷し、原監督からも「ヨシノブがチーム打率を下げている」といわれた。しかし、節目の試合で乗り遅れるわけにはいかない。この日はチームトップの7号を含む3安打2打点の大暴れ。打率も.306まで上げた。
「とにかく目の前の1勝をとることしか考えていなかった。毎日がその積み重ねだからね」。またひとつ巨人の歴史を刻む一打を放った新リードオフマン。これからもチームの先頭に立つ。
(桜木理)
◆同点に追いつかれた巨人・会田
「金刃には申し訳ないことをした。ただ、その後は切り替えて抑えることができてよかった」
◆八回に登板し、無失点巨人・豊田
「(ストッパーではなかったが)それは言われていたことなんで。ブルペンから気持ちの準備はできていました」
◆今季初勝利を挙げた巨人・林
「あまり腕は振れていなかったけれど、結果的に抑えることができてよかった。歴史に名を刻むことができたかな」








◆5000勝の決勝ホームを踏んだ巨人・鈴木尚
「ホームまでいけるかどうか分からなかったけれど、伊原さん(三塁ベースコーチ)を見たら腕をグルグル回していた。ボクは走るだけですよ」