これが遊撃再奪取への思い!阪神・北條、最重量バットで復活や

 
SSKのプロスタッフ会議に出席した北條。新しいグラブの感触を確かめた

 阪神・北條史也内野手(23)が7日、大阪市内で行われたアドバイザリースタッフ契約を結ぶSSK社の「プロスタッフ会議」に出席し、来季は5グラム重い910グラムの自身最重量バットを使用することを明かした。重いバットで速球に振り負けず、遊撃レギュラー奪取へ挑む。

 最重量バットで遊撃奪取や! 来季使用する用具に関してSSKとの約1時間の話し合いを終えると、北條が言葉に力を込めた。

 「(バットを)5グラム重くします。まだ振れるなと思ったので」

 昨季は890グラム。今季は905グラム。そして、来季は「今までで一番重い」という910グラムのバットで臨む。形状は変わらないといい、「重い方が飛ぶんじゃないかなと。(速球に振り)負けないかなと思ったので」と、変更の理由を明かした。

 秋季キャンプでは重さ1・1キロの長尺重量バットで振り込みを敢行。一回りパワーアップし、メーカー担当者も「これまでの重さのバットだと物足りなくなったのかな」と証言する。球界を見渡しても、最近は軽めのバットを好んで使う選手が多いといい、金本監督も現役時代は905グラムのバットを使用していた。

 バットに加え、グラブも若干の変更を加えた。従来と型は変えず、捕球面に柔らかめの革を使ったものに。こちらは「お試しって感じで」と、開幕までに試行錯誤していくつもりだ。

 大和がFAでDeNAに移籍し、遊撃のレギュラー争いは混戦模様。西岡、糸原、植田らと横一線の状況だ。だからこそ、持ち味の打撃を発揮して競争を制するつもりだ。

 「こうやって(道具を)提供してもらっているからには1軍で試合に出続けないといけないので、しっかり出られるように頑張りたいです」

 ちょっと重くなった新しい“相棒”を振り込み、激化する遊撃手争いを一歩リードする。 (箭内桃子)

★来季の遊撃争い

 大和の流出により、競争激化。金本監督は「北條、植田、ルーキーもいるし、糸原、上本、西岡、大山」とD3位・熊谷敬宥内野手(立教大)も含めて、競わせる方針を示している。さらに優先条件について「守りになってくる」と断言。今季の実績からは糸原、北條が優位に立つが、左アキレス腱断裂からの完全復活を目指す西岡、来季2年目の大山も有力候補になる。

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