三塁も外野も!日本ハム・栗山監督、清宮に大谷流育成「一番いい方法見つけたい」

 
大谷は入団1年目の2013年2月のキャンプで遊撃のポジションに挑戦した

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が7日、北海道・仁木町の銀山小学校などを訪問し、ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高=について、高校時代の一塁にこだわらず三塁、外野にも挑戦させると示唆。「メジャーで本塁打王」という将来の夢を抱く怪物スラッガーを、米大リーグ挑戦を表明した大谷翔平投手(23)と同様のプランで育成する。

 一面に銀世界が広がり、氷点下まで気温が下がった北海道・仁木町。毎年オフの恒例行事となっている仁木神社での優勝祈願を終え、栗山監督の言葉には熱がこもった。清宮をホットコーナーと呼ばれる花形ポジションの「三塁」に挑戦させる可能性を口にした。

 「外野もできると本人もいっているし、それは(早実高の)和泉監督とも同級生だから話している。外野もできるし、サードもできるといっている。もちろん(可能性を)探ります」

 早実高時代は主に一塁手だった清宮だが、2年春には中堅手として公式戦に出場。三塁手の経験はないが、11月16日の仮契約の際の会見で「どこでも、やれればやりたい」と話すなど守備から打撃のリズムを作るタイプと自覚している。

 大胆なコンバート案は、大谷流の育成プランでもある。投打二刀流として球界を代表する選手に成長した大谷は、入団1年目の春季キャンプで遊撃手に挑戦。花巻東高時代は未経験のポジションを守らせたのは、将来のために幅を広げてあげたいという指揮官の狙いがあった。チーム事情もあり、開幕以降は外野手としての出場となったが、貴重な経験となっている。

 清宮が1軍でレギュラーに定着するためには、一塁は主将で主砲の中田、三塁はレアード、外野やDHは近藤、新外国人らと激しい定位置争いが必至。だが、守るポジジョンが増えるのはプラスになる。

 「日本の宝の素材であるのは間違いない。清宮幸太郎が成長する、その選手のために一番いい方法を見つけたい。いろいろなことを考えて、布石を打っていく」と指揮官。北海道から世界へ。大谷流のノウハウで、金の卵を育てる。 (中田愛沙美)

Read more