日大三・斉藤、本塁激突で緊急搬送…監督「下手したら死んでしまう」/神宮大会

 
苦悶(くもん)の表情の斉藤は担架で運ばれた (撮影・長尾みなみ)

 明治神宮野球大会第1日(10日、神宮)開幕し、1回戦の4試合が行われた。各地区秋季大会を制した10校が参加する高校の部は日本航空石川(北信越)、創成館(九州)が準々決勝に進んだ。日本航空石川は延長十回のタイブレークで日大三(東京)に7-6でサヨナラ勝ちした。11校で争う大学の部は創価大(関東2)、富士大(東北)が8強入りした。

 日大三は同点の九回二死一、二塁のピンチで右前打を許した。外野からの返球を受けた斉藤龍二捕手(2年)が、二走・上田優弥外野手(2年)の激突を受けてボールをこぼしたため、いったんはセーフと判定された。その後に審判団が協議し、危険な行為による守備妨害としてアウトに覆った。

 斉藤はその場で倒れ込み、担架で運ばれて病院に向かった。小倉監督は「あんなプレーは絶対、許さんですよ。けがするし、下手したら死んでしまう」と語気を強めた。日大三は、結局タイブレークの延長十回無死満塁で、代わった1年生の佐藤英の捕逸でサヨナラ負けした。斉藤は「右腕外傷性打撲で全治約2週間」と診断され、日大三にとっては辛い敗戦となった。 (赤堀宏幸)

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