宮本氏、1軍ヘッドコーチに就任!燕再建へ厳しさ注入「なんとかしたい」

 
2011年当時の小川監督(左)と宮本氏。強力タッグを組んで、ヤクルト再建に取りかかる

 ヤクルトは6日、球団OBの宮本慎也氏(46)が来季の1軍ヘッドコーチに就任すると発表した。1年契約を結んだ宮本氏は、ヤクルトで通算2133安打を記録し、守備でも計10度のゴールデングラブ賞を受賞。小川淳司新監督(60)は「厳しく指導できる」と期待した。また編成グループ、プロ担当の土橋勝征氏(48)が来季から1軍内野守備走塁コーチを務めることも発表された。

 セ・リーグ最下位に終わったヤクルトの再建に向けて、球団OBの宮本氏が入閣する。来季の1軍ヘッドコーチに就任することが発表され、宮本氏が決意表明した。

 「コーチの要請を受けました。いまの生活は気に入っていたけど、もともと引き受けるとか、引き受けられないとか、そういう問題ではない。これだけ勝てなくなったチームを目の当たりにして、なんとかしたいという気持ちしかない。再建に向けて、小川監督を支え、自分自身でできることはなんでもやりたい」

 現役時代の実績は輝かしい。宮本氏はPL学園高から同志社大、プリンスホテルを経て1995年、ドラフト2位でヤクルト入り。遊撃手と三塁手で計10度のゴールデングラブ賞を受賞した守備の名手でありながら、打撃面でも通算2133安打、同408犠打。13年は選手兼任コーチを務めた。04年アテネ五輪、08年北京五輪や06年のワールド・ベースボール・クラシックで日本代表入りするなど経験豊富だ。

 小川新監督がスカウト時代、獲得に関わったのが宮本氏だった。指揮官は招へいの理由について「野球に取り組む姿勢が大きい。引き出しもたくさんある。存在感があって、厳しく指導できる。緊張感も必要」と期待した。

 13年に引退した宮本氏は、来季5年ぶりの古巣復帰となる。今季は球団ワースト記録のシーズン96敗(45勝2分け)を喫し、4年ぶりの最下位。レジェンドは、球団のテーマでもあるチーム力の底上げにひと役買う。 (吉村大佑)

宮本 慎也(みやもと・しんや)

 1970(昭和45)年11月5日生まれ、46歳。大阪府出身。PL学園高から同志社大、プリンスホテルを経て95年ドラフト2位でヤクルト入団。正遊撃手として活躍し、3度の日本一に貢献。守備の名手でゴールデングラブ賞を10度(遊撃6度、三塁4度)受賞した。12年には通算2000安打達成。2004年アテネ五輪、06年第1回WBC、08年北京五輪日本代表。05-08年はプロ野球選手会会長も務めた。13年に現役を引退した。

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