早実・清宮、DeNAを質問攻め!筒香の育成過程に興味津々

 
DeNA・筒香

 早実高・清宮幸太郎内野手(3年)は2日、東京・国分寺市の同校でのDeNAとの面談で、筒香嘉智外野手(25)の育成スケジュールに関心を示し、積極的に質問した。高卒で強打の左打者など、共通点が多く、興味を抱いているとみられる。

 2球団目として、清宮との面談を終えたDeNAの吉田編成・スカウト部長は、充実した表情で内容を明かした。

 「いつの間にかという感じで時間が過ぎた。向こうの考えを聞こうと思っていて、こちらは育成の方針や施設の説明をした。そうしたら、清宮君から『筒香選手は、どうしてあのようになったのか?』と聞かれ、それを最初から説明したよ」

 吉田部長によると、清宮本人からは熱意を感じたという。清宮が関心を示した筒香は2010年D1位で入団。プロ1年目は1本塁打だったが、7年目の昨季は44本塁打、110打点で2冠。侍ジャパンの4番を任されるまでになった左の大砲の成長や進化の過程に、清宮は興味津々だった。

 自分をさらに成長させたいという思いが強い清宮にとって“育成力”は気になるところ。DeNAサイドとしては、事実の説明が最良のアピールポイントになった。

 プロ志望表明に即座に反応した阪神が1位指名とポスティングシステム利用の容認までぶち上げたことによって、各球団の面談の主要な話題になると思われた米大リーグ挑戦の話は、DeNAを含めて、全く出なかったという。

 「こちらの考えは伝わったと思う」

 吉田部長はうなずいた。模範生の筒香の成長ぶりと存在が、清宮の心を揺さぶったようだ。 (赤堀宏幸)

★育成力もAクラス

 若手野手の成長がめざましいDeNAだが、最近4年間のドラフト会議では、いずれも1、2位で投手を指名している。リーグ首位打者の宮崎は2013年にD6位で入団。不動のリードオフマンの桑原も12年のD4位など、決して鳴り物入りの上位入団選手というわけではなかった。

 現在、活躍している野手の多くは入団後数年は主に2軍で試合経験を積み、成長した。そのなかで巡ってきたチャンスに力を発揮し、いまの立場をつかんでいる。2年連続Aクラスは、チームの育成力が実った結果でもある。

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