温泉パワーでアテネ沸かす−選手村に足湯
女子レスラーがアテネに温泉を運ぶ。全国の温泉旅館などが加盟する「全国名湯普及促進委員会」(本部・東京)が8月のアテネ五輪期間中に日本各地の温泉を集めた「足湯」コーナーを選手村内に設置する計画を進めていることが1日、明らかになった。この日、アテネ五輪レスリング女子代表が東京臨海副都心の温泉テーマパーク「大江戸温泉物語」で足湯の効能を体験。このリラックス効果を他競技の日本選手団にもどうぞ−というわけだ。〔写真:大江戸温泉物語の足湯でリラックスする伊調千春、吉田沙保里、伊調馨、浜口京子=左から〕
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アテネで全4階級制覇を狙うレスリング女子代表が浴衣姿にチェンジ。全日本合宿の合間を縫って、大江戸温泉物語の足湯や露天風呂で猛練習の疲れを癒した。
「お風呂は大好き。足湯は足ツボが刺激されて、気持ちよくてやみつきになりそうです」
地元浅草の雷門の柄の浴衣を選んだ72キロ級代表・浜口京子も大はしゃぎ。大好きな温泉がアテネに輸送される計画が進行中と知り、喜びも二重になった。
「五輪選手ゆかりの地の温泉を空輸やタンカーでアテネに運び、ジャパン・ビレッジや選手村に足湯コーナーを設けます」と、全国名湯普及促進委員会の井上康治氏が秘策を公開した。
日本レスリング協会の福田富昭会長がアテネ五輪日本選手団長も務めるため企画が大規模化。プロジェクト名は「金メダルへの足湯」。すでに山梨の河口湖温泉、伊豆の観音温泉、新潟の十日町温泉の参加が決定し、10〜15カ所の温泉をアテネに運ぶ計画だ。日の丸軍団に“名湯”というサポーターが加わる。
(牧慈)
★大江戸温泉物語 江戸開府400年にあたる昨年3月1日、江戸をテーマにした日帰り温泉施設として東京都江東区青海に開業。来場者全員に浴衣を貸し出し、入浴、散策、飲食、マッサージなどが楽しめるテーマパーク。地下1400メートルからわき出る温泉の泉質はナトリウム塩化物強塩温泉で、筋肉痛や関節痛、疲労回復などの効能がある。平日で約2000人、土日には3〜4000人の入場者でにぎわう
★ユニークトレあれこれ 女子レスリング軍団は強化策を実施。今年元旦の初日の出と同時に茨城・大洗海岸で寒中水泳を敢行。4月30日には新潟・柏崎市に来日中だったトルコの国技オイルレスリングを観戦し、酷暑アテネの汗まみれ状態での格闘対策を学んだ。7月3日には富山・上市町の寺で滝に打たれて精神修養する予定。
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