【レスリング】永田克彦、2大会連続五輪行き決める

 レスリング・全日本選抜選手権最終日(13日、東京・駒沢体育館)やったぜ! セコンドに付いてくれた新日本プロレスエース、裕志の分厚い胸に飛び込んだ。兄とかわす熱い抱擁。シドニー69キロ級銀メダリストの克彦が、2大会連続五輪行きを決めた。「久々に味わった、スゴイうれしいという気持ち」。声を弾ませる永田の横で、兄も「腹の底から“ダーッ”と感じた」と、喜び二重奏だ。

 シドニー後、74キロ級に階級アップ。昨年の世界選手権で10位に入り、五輪出場枠は手にした。だが、優勝すれば代表決定だった全日本選手権(昨年12月)で敗れ、勝負は今大会へ。決勝ではそこで敗れた菅と再戦だった。全日本の翌日から練習し、磨いてきた技。延長戦で、切れ味鋭いローリングをさく裂させた。

 「もう1回メダルを獲りたいと、がんばってきた。銀よりいい色? そうですね」。すっかり有名になった敬礼ポーズはなし。アテネで表彰台の頂点に立ったときに、とっておく。

 
永田 克彦永田 克彦(ながた・かつひこ)
 1973年(昭和48)10月31日、千葉県出身。日体大卒。シドニー五輪69キロ級で銀メダル。昨年の世界選手権10位で、アテネ五輪出場資格を獲得していた。1メートル70。


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