来春から新ルール、早い攻めが必要

 日本がアテネ五輪女子全階級でメダルを取ったレスリングが来春から新ルールを採用する。

 国際レスリング連盟は来年1月のコーチ会議などで細部を決めるが、試合方式などは固まっている。現行の「1ピリオド(P)3分、2P制」を「1P2分、3P制」に変更。今までの6分間勝負でなく、各Pごとに決着をつけ、2Pの先取で勝つ斬新なものだ。

 フォールすればその場で試合が決まるが、得点によるテクニカルフォールは現行の10点差以上が6点差以上となり、前Pの得点は持ち越さない。

 女子63キロ級決勝で逆転勝ちした伊調馨(中京女大)のような後半に強い選手に不利な改正。鈴木光・日本協会強化副委員長は「スロースターターには厳しい。早く攻める必要がある」と警戒心を強める。

 同時に1次リーグは行わず、柔道と同じように準決勝に進んだ選手に敗退した選手による敗者復活戦を採用、3位は2人となる。

 日本レスリング協会はいち早く慣れる必要があるとみて、今年末の全日本選手権で新ルールを先取り実施する方向だ。(共同)


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