【レスリング】浜口選手先頭に選手団、笑み浮かべて日の丸掲げ

 【アテネ14日共同】日本の国名がアナウンスされると、旗手でレスリングの浜口京子選手が口元に笑みを浮かべ、少し照れながら日の丸を高々と掲げた−。開会式で、日本選手団は、真っ白なスーツや白地に花模様をあしらった上着姿で登場した。



 主将の柔道、井上康生選手は胸元からハンカチを取り出して観客席からの声援に応える。続いて、バレーボールの栗原恵選手ら女子の一団がピンクや緑のうちわをはつらつと振った。柔道の鈴木桂治選手も観客席に向かって両手をあげた。

 選手らの表情に硬さはない。ほかの国の行進が続く中で、時にはしゃぎ、飛び跳ね、開会式を心から楽しんだ。ビデオカメラを片手に歩いたり、携帯電話で話す余裕も。

 開会式を終え、浜口選手は「観客席に日の丸が多くてうれしかった。一人でも多くの人と目を合わせて手を振った」。バレーボールの大山加奈選手は「鳥肌が立って涙がちょっと出そうになった」。卓球の福原愛選手は「会場がすごく熱い。みんなの熱気を感じた」。

 開会式に参加した日本選手団は約200人。白を基調とした服装は高田賢三さんがデザインした。上着の丈やシャツの柄などにいくつかのタイプを用意し、ユニホームを統一せず、個性を強調したという。


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