22歳・田山、北京へつなげる「ガチンコ13位」
得意のランで順位を落しての13位。それでもトライアスロン男子の田山寛豪(22)=チームテイケイ=は胸を張った。
「積極的に世界とガチンコしての13位には、意味がある」
世界ランキングは60位。国際舞台では無名の若手だが、5月の世界選手権で日本人過去最高の9位に入るなど、期待の成長株。スイムで4位と大健闘すると、バイクでは一時トップに出る積極的なレース展開で、世界と渡り合った。最後は力尽きての13位だったが、「アテネ五輪という最高の舞台で、自分のすべてを表現したい」という夢を果たした。
天性の能力に加え、重量挙げで64年東京大会、68年メキシコ大会と連覇した実績を買われて就任した三宅義信監督が、世界の最前線で戦う精神面の強化をサポート。世代の違うスパルタ指揮官との二人三脚で、初めての五輪で奮闘した。
まだ大学4年の22歳。今回の経験は必ず次回、次々回大会につながるはず。三宅監督も「北京大会では26歳。ランを強化すれば狙える」と、4年後の雄姿を思い浮かべながら表彰台をみつめていた。
〔写真:初出場の五輪で13位に納得の笑顔を浮かべる田山。北京では夢のメダル獲りをめざす=共同〕
|