【卓球】負けても泣かない愛ちゃん「終わったなあ」

 卓球女子単4回戦で、日本選手団最年少の福原愛(15)=ミキハウスJSC=は、今年1月のギリシャ・オープンで敗れた世界ランク6位の第4シード・金●(日へんに景)娥(27)に1−4で敗れ、16強止まり。昨年5月のパリ世界選手権に続く8強入りはならなかった。〔写真:ベスト8を目指し、必死のプレーを見せた愛ちゃんだが、及ばなかった=撮影・尾崎修二



 思わず目をつむった。カットした球が無情にもネットに引っ掛かかり、試合終了。世界最強のカット型プレーヤー、金●(日へんに景)娥の前に、福原の入賞の夢は砕かれた。

 「終わったなあ、という感じです。相手は作戦を変えてきた。それが強い選手の違うところ」
 かつての“泣き虫愛ちゃん”は、涙を見せず試合を振り返った。金は1月のギリシャ・オープン単3回戦でも3−4で敗れた相手。日本卓球史上最年少の15歳で出場した五輪は、世界のすごさを改めて痛感させられて終わった。

 ただ、アテネで経験した3試合の意味は大きい。「愛のピークは北京の次の次」と話すのは父・武彦さん(61)。04年北京五輪で、そしてその後にいったいどんな選手に成長していくのか。ドラマはまだまだ先へ続く。



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