【射撃】“トップバッター”三崎、無念の22位

三崎宏美 ライフル射撃女子エアライフルは杜麗(中国)が502・0点の五輪新記録で初優勝し、全競技を通じて今大会最初の金メダルを獲得した。三崎宏美(日立情報システムズ)は22位。男子エアピストルは王義夫(中国)が690・0点の五輪新で3大会ぶりに優勝。中重勝(広島県警)は23位、田沢修治(自衛隊)は30位だった。〔写真:日本勢第1号のメダル獲得が期待された三崎は、痛恨の予選落ち。このままでは終われない=共同



 期待された日本のメダル第1号に遠く及ばなかった。女子エアライフルの三崎は、392点で決勝に進めず22位。冷静沈着な“女性スナイパー”も、落胆の色を隠せず、「思った結果でなくて残念」と悔しさをかみしめた。前日(13日)には選手村の宿舎で、28回目の誕生日を迎えたばかり。日本選手団の“トップバッター”として、1日遅れの記念日を祝うはずだったが、「タイミングがずれた」。20日の50メートル女子エアライフル三姿勢がラストチャンス。今度こそ、初のメダルを射抜いてみせる。

★三崎 宏美(みさき・ひろみ)
1976(昭和51)年8月13日、福井・福井市生まれ、28歳。地元の足羽高1年生から射撃を始め、日大をへて、日立情報システムズに所属。国体では高3から4連覇を達成した。00年シドニー五輪では10メートルエアライフル女子で15位、50メートルライフル三姿勢で37位。家族は父・金一さん(57)、母・恵美子さん(54)、姉・美代子(30)、弟・晃司さん(26)。1メートル59、61キロ。


★21世紀の金1号は杜麗

 21世紀五輪金メダル第1号となった射撃女子エアライフルの杜麗に対し、中国の国家体育総局とオリンピック委員会は「世界に中国スポーツ選手の高い技術と精神を示した」との祝電を選手団あてに送った。杜の射撃について「沈着冷静、強敵を恐れずに金メダルを奪った」と評価。「祖国のために栄誉を勝ち取った」と絶賛した。


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