手負いのYAWARAを父がサポート

 【アテネ8日=臼杵孝志】アテネ五輪に出場する日本選手団の本隊となる139人が、開幕を5日後に控えた8日、時差調整したドイツのフランクフルトからチャーター機でアテネに入り、選手村に到着した。

 柔道女子48キロ級で五輪連覇を狙う谷亮子(28)=トヨタ自動車=は、笑顔で決戦の地に降り立った。7月12日の練習中に痛めた左足腓骨(ひこつ)筋腱の状態が不安視されるが、金メダル獲りに万全の態勢が敷かれる。カイロプラクティックの心得がある父・勝美さんが、6日にアテネ入り。故障を抱えた娘を心身両面でサポートする。「今回は(治療が)うまくいった。あとは納得する練習ができればベター」と勝美さんは話した。

★「谷ケース」防ぐ畳滑り止め装着完了

 アテネ五輪の日本の柔道チームが独自に使用する練習場の畳の裏に8日、滑り止めが張られ、9日から始まる練習の受け入れ態勢が整った。全日本柔道連盟は、女子48キロ級で2連覇を目指す谷亮子(トヨタ自動車)が7月の強化合宿でずれた畳のすき間に足を挟んで負傷したことを受け、滑り止めの使用を決めていた。合成樹脂でできた日本製の滑り止めを海外の練習場で使うのは初めてという。


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