女子日本代表、岐阜県内で国内最終合宿を公開
飢えろ!アテネ五輪に初出場するホッケー女子日本代表が29日、岐阜県内での国内最終合宿を公開した。一般ファンから募った寄付金や日本マクドナルド社とのスポンサー料を強化費に補充。貧乏団体からは脱却に成功したが、金満になったことで本番直前にチーム状態は悪化。危機感を抱いた安田善次郎監督(57)が、異例の喝!!〔写真:マックの支援を受けた女子ホッケー選手たち。満腹にはなったが…〕
★援助額は合計2000万円超える
あのハングリーさはどこへいった。安田監督の不満は頂点に達した。 「五輪予選まではハングリーだったけど、出場が決まってからは、満足感があってモヤモヤしている状態。全然、伸びていません。今は(試合で)涙を流せるのは、数人しかいませんよ」
3月の五輪最終予選を制し、五輪出場権を獲得。あれから4カ月、シンデレラロードが選手の士気を落としたのか…。
出場決定直後は強化費すら工面できず、全国に寄付を呼びかけ、4月28日に五輪応援募金の口座を開設。日本マクドナルド社とスポンサー契約も結んだ。歌手の和田アキ子が司会を務めるTBS系「アッコにおまかせ!」に招待され、120万円の寄付も受けた。援助額は合計2000万円を超え、一気に金満団体となったが、バラ色の世界から反比例するように低迷。7月に入って、韓国代表に1分け2敗。27、28日の富山、石川遠征では、本気とは程遠い男子高校チームに1勝1分け2敗に終わった。
「疲れもありますが、メンタル面と守備が安定していないし、FWも微妙にずれてきた。もう一度、五輪予選前の気持ちに戻れるかが大事」と安田監督。今回の合宿では、1日6時間のハードメニューで汗を流す。8月3日のアテネ入り後は、本番までに11日の豪州代表との練習試合を含めて3試合程度を組む予定。レギュラーの入れ替えをも視野に入れ、ハングリー精神を呼びさます。
|