【第45号】日本−体操王国の名不動にする団体3連覇
(68年メキシコ・体操・男子団体総合)
★主役は加藤・監物、塚原の学生トリオ
体操王国ニッポン。その名を不動にする男子団体総合3連覇の主役となったのは、加藤沢男21歳=東京教育大、監物栄三20歳=日体大、塚原光男20歳=日体大の学生トリオだった。
男子6人のメンバーの中で、前回東京に出場経験のあるのは、チームリーダーの遠藤幸雄31歳ひとり(ほかに補欠に早田卓次)。これに中堅の中山彰規、加藤武司=ともに25歳=を加えたメンバーは、規定からライバル・ソ連を圧倒した。
自由演技に入ると、第1種目の苦手・あん馬で、監物が9・65、加藤沢が9・55の高得点をあげ、ソ連にプレッシャーをかける。つり輪、平行棒、床運動では9・7から9・8の高得点が続き、自由合計で3・55、トータルで4・90の大差で3連覇を達成した。
大会前は新旧交代が不安視されたが、ほとんど国際舞台の経験がないなかで、若い力が爆発。五輪3連覇は、6種目、規定、自由の整備がされてからは初の快挙だった。
〔写真:1968年メキシコ大会、体操男子団体総合で金メダルを受ける日本チーム〕
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