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【第2号】水嫌い克服で栄冠…32年には競泳唯一の五輪連覇
(28年アムステルダム・水泳・男子200メートル平泳ぎ)
織田幹雄が三段跳びで日本初の金メダルをもたらしてから6日後。水泳ニッポンの名を世界に轟かせたのが当時24歳の鶴田だった。
予選、準決勝と大会記録を更新し、迎えた決勝。世界記録保持者ラデマッセル(ドイツ)との一騎打ちを制し、2分48秒8の五輪新記録で優勝。ラデマッセルの世界記録(2分48秒)は短水路(25メートル)で作られたものだったから、実質的な世界新記録。織田の時と同様、表彰式では超特大の日章旗がスタンドにはためいた。
1メートル71、70.5キロのがっしりとした体つき。鹿児島県の農家の9人兄弟の二男。最初は水が苦手だったが、2つ違いの兄に川に投げ込まれ、おぼれてから、水泳に興味を持った。佐世保海兵団で、軽巡「由良」の機関兵時代に艦長に試合に出ろと命じられて人生が変わった。
28歳で出場した32年ロサンゼルス五輪でも優勝。日本の競泳で、五輪連覇は鶴田しかいない。
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