【ハンドボール】日本男子、五輪へ向け好スタート
アテネ五輪アジア予選(23日、神戸グリーンアリーナ)。1988年ソウル大会以来の五輪出場を目指す日本男子は、台湾に26−20で勝ち、初戦を飾った。一方、日本女子は20−21で中国に惜敗し、76年モントリオール大会以来の出場権獲得へ向け、苦しいスタートとなった。大会は男女各4チームが総当たりで戦い、1位がアテネ五輪の出場権を得る。〔写真:アテネ五輪出場へ向けシュートを決める宮崎(左)=撮影・梯孝春〕
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嫌な空気を払拭(ふっしょく)した。9−9に追いつかれた前半26分。速攻から宮崎が技ありの低空シュートを決めた。再びリードをとってペースを握ると、宮崎は同28分、豪快に宙を舞って一発。跳躍力を生かした空中殺技を初戦から全開させ、チームトップの8得点。4大会ぶりの五輪キップ獲得へ、新エースが躍動した。
「やることはやれた感じですね。前半は悪いように見えたかもしれませんが、練習通りです」
高3夏に出場したインターハイで4試合67点という「不滅の大記録」(協会関係者)を打ちたてたエリート。日体大入学後、協会の育成プロジェクトに沿って2年間、スペインプロリーグ2部のポゾブランコなどに留学。垂直跳び91センチ、50メートル走5秒8とズバ抜けた身体能力を持つ宮崎は欧州武者修行で、さらに精神面を鍛えた。
「言葉はまだ分からないですね。僕の指示を味方に聞いてもらうにはプレーで認めてもらうしかないから」。恵まれた才能は国際舞台で磨かれ、開花寸前。24日は強敵の韓国戦。低迷時代に何とか終止符を打ちたい。 (大沢 謙一郎)
| ★宮崎 大輔(みやざき・だいすけ) |
| 1981年(昭和56年)6月6日、大分市生まれ、22歳。大分・明野北小3年からハンドボールを始める。明野中から大分国際情報高を経て日体大進学。昨年はスペイン2部のグラノイエルスに、今年は同2部のポゾブランコに所属した。1メートル74、72キロ。 |
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