ナイジェリア潰しは川上直子にお任せ!
ナイジェリア潰しは私にお任せ! サッカー女子日本代表が、14日(日本時間15日午前0時キックオフ)にナイジェリア戦(アテネ)を迎える。E組1位突破がかかる一戦で、右サイド突破に命をかけるのがDF川上直子(26)=TASAKI=だ。「代表通算40試合で無得点」とチャンスメークにこだわる必殺女仕事人。黒子に徹する助演女優が日本列島に感動を届ける。〔写真:わたしが助演女優賞! DF川上はスウェーデン戦でも右サイド突破からチャンスを演出した=共同〕
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オシャレな26歳が日本をメダルへといざなう。ネールアートで輝く指にカラーコンタクト。DF川上がナイジェリア戦のキーウーマンになる。
「FWは速い選手がいる。DFはルーズで、しっかり守って攻めていけば3、4点は取れるんじゃないかな?」。五輪初勝利を挙げたスウェーデン戦から、さらに自信を深め、ゴールラッシュの“アシスト”を日本列島に向かって約束した。
13日午前中、アテネ近郊のクラブチーム、アポロンのメーンスタジアムで練習を行った。非公開30分も含めて約1時間10分の汗。川上は右サイドからの突破をイメージしながら最終調整に余念がなかった。
川上は代表通算40試合を誇るが、記録した得点はない。チームで一番小柄な身長1メートル56。しかし持久力では誰にも負けない。ゴールよりも、まずは右サイドを駆け上がり、FW陣に絶妙クロスを供給することに女の執念を燃やす。
FIFAランク25位のナイジェリアは、同13位の日本と比べて戦術的には劣るが、優れた身体能力は要警戒。接触しただけで跳ね飛ばされそうな大柄な選手の間を縫って走り回るだけだ。
先発はスウェーデン戦と同じメンバーで臨むことが発表された。初戦のスウェーデン戦で弱点は左サイドにあった。ナイジェリアの弱点も「左サイド」という分析結果が出ている。上田監督も川上を起点とした大量得点を予感した。
「ナイジェリアはスイーパーシステムでサイドに選手を寄せると真ん中が空いてくる。1位通過しなければ先は見えてこない」。勝てば文句なしでE組1位突破。女子サッカー五輪初の決勝トーナメント進出へ、川上が助演女優賞にふさわしく、日本列島深夜の劇的ドラマを演じきる。
(牧慈)
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■川上 直子(かわかみ・なおこ) | | 1977年11月16日、兵庫・明石市生まれ。26歳。神戸FCレディースを経て93年からTASAKIペルーレFCでプレー。96年に成徳学園高(現神戸龍谷高)を卒業後、田崎真珠株式会社に入社。01年3月の台湾戦で代表デビュー。国際Aマッチ通算40試合0得点。Lリーグ通算165試合21得点(今季7試合0得点)。1メートル56、50キロ。独身。 |
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★日の丸ネールアート
五輪初勝利をあげた11日のスウェーデン戦で、サッカー女子日本代表のほとんどが、人さし指のつめに「日の丸のネールアート」を描いて必勝を期していた。エースのMF沢(日テレ)らは足の指にも入れて気合。ただ、ネールアートが趣味の川上だけは「平常心でいくために(日の丸は)入れませんでした」と、ゲンのいい「ピンク色&銀ラメ」で大一番に臨んでいた。ナイジェリア戦も自分のスタイルは変えない?
★E組を1位で突破すると?
準々決勝の相手はG組3位で、現状では豪州が有力だ。準決勝は中国−ブラジルの勝者になるとみられる。逆ブロックにFIFAランク1、2位のドイツ、米国が進むことが予想され、日本にとっては理想的な展開だ。ナイジェリアに○なら無条件で1位突破。仮に△でも、対戦を残すスウェーデンとナイジェリアの力関係から1位通過がほぼ確実になる。
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