“なでしこジャパン”カナダ戦は仮想スウェーデン!

 セットプレーの練習から面白いようにゴールが決まる。MF小林がFKのキッカーを務め、さまざまな角度から蹴った計6本のうち3本をゴールに結びつけた。「いい形でアテネに行きたい。ゴールしたい。チャンスなんで…」。右足内転筋を痛めて欠場するMF山本に代わって出場機会に恵まれ、意気上がる。

 チームナンバーワンの決定力を誇るFW大谷も、次々とゴールに蹴り込んだ。「男子も自分たちも課題は同じ」と大谷。得点力を高めることこそ、アテネのメダル獲得に近づく道となる。

 カナダは8月11日の五輪初戦の相手であるスウェーデンを見据えた相手だ。カナダもスウェーデンも、日本に体格でまさるパワーサッカー。4−3−3システムも一致する。午前中のミーティングでは、カナダとスウェーデンを重ね合せて分析。カナダに勝てば、スウェーデンにも勝てる、というわけだ。

 「いい準備ができた」と上田栄治監督。“なでしこジャパン”が、仮想スウェーデンを相手にゴールを量産するつもりだ。

稲垣博昭

★この日の練習

 夕方からランニング、ストレッチのあと、上田監督の「集中していこう」の掛け声とともに練習開始。リフティングやドリブルなどの個人練習に、4人対4人のパス回し。フォーメーション、セットプレー練習で約1時間20分、汗を流した。

★FW沢とMF山本の欠場が決定

 右足内転筋の負傷で28日の練習を離脱したFW沢(日テレ)とMF山本(TASAKI)の欠場が決定した。「できれば使いたくない。うまく回復傾向にあるので休ませたい」と上田監督。この日の練習ではDF矢野(神奈川大)が右足首を負傷。こちらもカナダ戦の欠場が濃厚だ。


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