セットでメダル!山本監督、FW陣に喝「南米に勝て」
アテネ五輪サッカーに出場する男女日本代表の壮行試合が30日、国立競技場で行われる。ベネズエラA代表と対戦する男子代表は、平山相太(19)=筑波大、大久保嘉人(22)=C大阪=らFW陣がゴールを狙う。カナダ代表と対戦する女子代表も、FW大谷未央(25)=TASAKI=が得点を誓う。当日は小泉純一郎首相(62)が選手を激励。男女ともに五輪初戦の“仮想敵”を倒して、いざアテネへ−。
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「キツい時間帯でパワーを出せ!!」。山本昌邦監督(46)が、悩めるFW陣に授けた金言はコレだった。この日の練習。平山らFW陣を個別に呼び特別練習を行った指揮官は、3試合連続で無得点という屈辱を晴らそうとする面々に、ボールの受け方などをみっちり指導し、喝を入れた。
何としてもゴールを奪う。これが壮行試合の命題だ。「同じ南米だし、ショートパスとかドリブルのうまさなど、我々にとってはいいシミュレーションになる」と山本監督。ベネズエラは仮想パラグアイ。36年ぶりのメダルを目指すためには絶対に落とせない8月12日の初戦。パラグアイと同じ4バックシステムを採用するベネズエラから、いかに点を取って勝つかを、試すのだ。
「決定力不足」のレッテルを張られたFW陣は意気込む。平山とともに先発濃厚の大久保は「日本で最後の試合。結果にこだわってやりたい」。こだわりは足元から。壮行試合では五輪用に作ったナイキ社製の新スパイクを初めて履いてピッチに立つ予定。本番同様の装備で臨む、まさに五輪シミュレーションだ。
「点を取れないのはFWの責任だと思っている」と高松。平山は「自分がしっかりすればチャンスを作れる」と口元を引き締めた。8月2日の直前合宿(ニュルンベルク)を前に必要なのは、約3カ月間も遠ざかっている白星。ベネズエラの背後にパラグアイを見据えながら、平山&大久保が爆発する。
★首相参上
30日の日本男子代表の壮行試合を、小泉首相が国立で観戦することが決まった。A代表戦は02年W杯などで観戦したことはあるが、五輪代表の試合は初観戦となる。試合後に男女両代表の監督、選手が参加してピッチ上で行われる壮行セレモニーにも参加。アテネへ旅立つ両チームにエールを送る。
★チームに合流したMF今野「もう大丈夫」と万全をアピール
左足付け根の炎症が癒えて28日にチームに合流したMF今野(FC東京)は先発出場の予定。この日も通常メニューで全体練習をこなし、キレのいい動きを見せた。「状態はいい。やるならスタートから」と山本監督。0−1敗戦の豪州五輪代表戦を複雑な思いで見ていたという今野も「もう大丈夫」と万全をアピールした。
★当日券販売
30日の日本女子代表−カナダ女子代表、男子五輪代表−ベネズエラA代表の当日券が午後2時半から会場の国立競技場で販売される。問い合わせは東京都サッカー協会tel03・5772・5599まで。
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