“守備の最終兵器”GK曽ケ端オーバーエージの吉報
日本サッカー協会は6月30日、8月のアテネ五輪に向けた石垣島合宿(7月6−12日)、U−23チュニジア代表戦(14日、豊田ス)の代表候補26選手を発表。オーバーエージ(24歳以上)枠でGK曽ケ端準(24)=鹿島=が選出された。〔写真:オーバーエージで招集されたGK曽ケ端。シドニーの無念をアテネで晴らす=撮影・小倉元司〕
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悔しさを知る男がついに夢舞台に立つ。曽ケ端が練習を続ける茨城・鹿島クラブハウスに予想通り“吉報”は届いた。
「期待に応えたい。オーバーエージだからといって、使われるとは限らないし、しっかりやりたい」。アテネ五輪を見据えた02年12月、U−21日本代表の横浜合宿に将来のオーバーエージ候補として参加。それ以来の五輪世代の合宿合流となる。メンバーも一変しているだけに“挑戦者”の立場を強調した。
99年世界ユース選手権に落選。00年シドニー五輪でも最終予選まで主力として戦いながら、本大会はオーバーエージの楢崎(名古屋)、同世代の都築(現浦和)にも後塵を拝し、バックアップとしてスタンド観戦の屈辱を味わった。02年日韓W杯も控えで終戦。日本有数のGKながら、意外にもアテネ五輪は自身初の国際大会となる。
日本が8強に進出したシドニー五輪を振り返り「勝っていくことに対して、うれしい気持ちはなかった」と打ち明ける。アテネに向けて「(23歳以下選手を)納得させるだけのものを出さなきゃいけない」と思いをはせる。
1次リーグ最強ライバルのイタリアは、6月29日までにMFトッティ(ASローマ)に加え、中田の同僚ボローニャGKパリュウカをオーバーエージ候補にリストアップした。パリュウカはイタリア代表39試合出場、94年米国W杯も経験した37歳ベテランだ。
「軸は曽ケ端。DFラインとのコミュニケーションを深めてほしい」と期待する山本監督。“GK対決”がカギを握ってくるのは確実。小野、高原の合流前に、まずは守備陣の“最終兵器”が石垣島に上陸する。
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