山本五輪監督、石垣島合宿に「高原も来て!」
サッカー日本男子五輪代表の山本昌邦監督(46)が24日、静岡・沼津市で開かれた第14期燦々ぬまづ大使認証式に出席した。式典後、オーバーエージ(24歳以上)枠での招集が確実なFW高原直泰(25)=ハンブルガーSV=に対し、沖縄・石垣島合宿(7月6−12日)への合流を呼びかけた。〔写真:サッカー五輪男子代表の山本監督は、沼津の斉藤市長に代表ユニホームをプレゼント。式典後、高原の合宿招集を明言した=撮影・千葉友寛〕
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サッカーができなくてもいい。ただ、そこにいるだけで…。山本監督の高原に対する信頼は絶大だった。
「協会に要望している。リハビリでもいいから来てほしい。一緒にご飯を食べるだけでもコミュニケーションが計れる。そういった時間を作りたい」。沼津市内のホテルで行われた第14期燦々ぬまづ大使認証式後、7月6日にスタートする沖縄・石垣島合宿に、とにかく高原が合流してくれることを熱望した。
高原は現在、肺動脈血栓塞栓症の再発で日本で療養中。多くを求めることはできないが、合流してくれるだけでチームはさらに“成長”するのは確実だ。
シドニーでは3得点を挙げるなどチームを8強に導いた五輪経験者。そんな高原と会話するだけでもプラスになる。さらには実際に高原が加入することが刺激になり、チーム内に今まで以上の競争意識が生まれることも期待できる。
本大会まであと1カ月半。高原は7月中旬にHSVの練習に合流する予定のため、出場可能な強化試合は同25日のU−23豪州代表戦と同30日のベネズエラA代表戦の2試合。この2戦を見据えても、石垣島にはどうしても来てほしい。
「いつも本人と連絡を取り合ってます。本人もやる気ですし、体調が万全なら必要な選手」と山本監督。高原の合流によって山本ジャパンは完成形を見る。
★高原の近況★
5月下旬の英国遠征中に肺動脈血栓塞栓症を再発。今月11日に極秘帰国して、現在は日本で療養中だ。その後の経過は良好で、15日には静岡草薙球場で行われた横浜−巨人戦を観戦。23日にはテレビ朝日の報道ステーションに出演し、「(五輪出場は)はっきり言って大丈夫です。期待されるのはうれしいし、期待に応えたい」と五輪出場への意欲を語った。関係者によれば、すでにランニングなどのトレーニングを再開しているという。
★岩崎恭子さんとともに「ぬまづ大使」
静岡・沼津市出身の山本監督は、地域活性化のPRなどを目的とする第14期燦々ぬまづ大使に認証された。今回の大使には、同じ沼津市出身のバルセロナ五輪女子100メートル平泳ぎ金メダリスト、スポーツコメンテーターの岩崎恭子さんも認証された。同監督は「どうやったら金メダルを獲れるか聞きたいです」と冗談交じりに話し、会場を盛り上げた。
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