U−23韓国はイランに歴史的勝利で「死の組」一歩前進

李天秀 23歳以下で争うサッカーのアテネ五輪アジア最終予選A組、イラン−韓国は、アウエーの韓国が1−0で勝った。ホーム&アウエー方式のA組は両チームに中国も加わった「死の組」。中国との初戦に続いて連勝の韓国が、5大会連続五輪出場に前進した。

 韓国は強力な中盤のプレスで後半から一気に勝負に出た。元京都の朴智星(PSV)は故障で不参加。代わりに3−5−2の布陣のトップ下を務めた李天秀(レアル・ソシエダ)が後半15分に決勝点を決めた。強引に欧州組を招集した成果が出た格好だ。

 テヘランは標高1300メートルを越える高地。対策として中国・昆明で合宿をこなしていた。その上で、金鎬坤監督は「前半は不要な体力消耗を少なくして、後半に機動力を発揮しろ」と指示。これに選手たちが応え、貴重な勝利を呼び込んだ。

 韓国の聯合ニュースは「イランのホーム40年不敗記録に終止符を打った」と伝えた。

共同

写真:強い! 韓国は李天秀が決勝ゴール。2連勝で「死のA組」を一歩抜け出した=共同

★アジアの状況★

 参加36カ国が3分の1に絞られて突入した最終予選。前回シドニー大会に出場した日本、韓国、クウェートをシードとして4カ国ずつ3組に分かれたが、その中でC組のクウェートが苦戦を強いられている。

 すべて中東勢となったC組はサウジアラビアを筆頭にイラク、オマーンとくせ者ぞろい。2試合を消化した時点でサウジアラビアが1勝1分けで首位に立ち、1勝1敗のイラクとオマーンが続いている。まだ未勝利のクウェートは、24日のイラクとのアウエー戦が正念場。イラク戦争の余波で会場はヨルダンの首都アンマンとなっている。

 「死のグループ」となったA組は、韓国が中国とイランを撃破して一歩抜け出した。27日の中国vsイランが、韓国の対抗馬を決める一戦になりそうだ。B組と違ってホーム&アウエーで争われるA組とC組は、5月12日に最終戦が行われる。


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