高松先制弾、FWは平山だけじゃない!

高松大樹 国際親善試合・U−23日本vsロシアA代表(11日、静岡スタジアム エコパ)。FW高松大樹(大分)の思いを乗せたボールがゴールへ突き刺さる。前半33分の先制点。DF闘莉王(浦和)の闘志あふれるドリブルから生まれたチャンスに鋭く反応したのは平山に負けない22歳、1メートル81の長身FWだ。〔写真:ロシアA代表も仰天。先制点は高松の右足だった

★先発チャンスを生かす

 平山をさしおいて先発。ボールはGKの手をかすめる、カーブがかかって、左隅に飛び込んだ。「あの辺は持ち味だし、ボール来そうな雰囲気はあった。絶対に結果が欲しかった」

 昨年10月の香港A代表戦(香港)に続く、A代表からのゴール。平山加入前までは、押しも押されもせぬ大黒柱。ところが、豪州合宿中に右太もも打撲で別メニュー調整を強いられている間に、平山が台頭。生き残るには、与えられた先発チャンスを生かすしかなかった。

★新妻に捧げる一発

 高松の支えになっているのが、山口県宇部市常盤中学時代の恩師、師井浩二先生だ。今でも試合前後に電話で高松にアドバイス。「師井先生がいなかったら、今の自分はなかった。非常に感謝している」と高松。五輪代表の超激戦FW争いを制し、最終メンバーに残ることこそが、恩師への最高の手土産になる。

 先月18日には姉さん女房の美由紀さん(25)を入籍したばかり。「実家で喜んでくれてます」。新妻に捧げる一発で、高松が山本監督にアピールした。

稲垣博昭

★高松 大樹(たかまつ・だいき)
 1981(昭和56)年9月8日、山口・宇部市出身、22歳。小3年でサッカーを始める。多々良学園高では3年連続で高校選手権、高校総体に出場し、高3時の総体では4強。卒業と同時に大分(当時J2)に入団、昨季26試合に出場しレギュラーポジションを獲得。五輪代表には昨年8月のエジプト遠征時に初選出。J1&J2通算87試合出場19得点。1メートル81、72キロ。


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