山本ジャパンの旅は終了、次の目標はドイツ
サッカー1次リーグで敗退した男子日本代表が21日、成田着の航空機で帰国した。選手らは、次の目標となるA代表入りに意欲を見せる一方で、山本昌邦監督(46)は、A代表スタッフ復帰を正式に辞退したことが分かった。〔写真:まばらな拍手の中、成田空港に到着した大久保=手前=ら五輪代表。北京へ決意新た=撮影・江角和宏〕
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空港ロビーに居合わせた約200人の観光客から、まばらな拍手が響く。1次リーグ敗退のチームに迎えのファンは、数えるほど。しかし、青年たちの目は、次の夢を見据えていた。
「この後、選手たちが、どう成長してくれるか。A代表を常に意識することが大事になる」。山本監督は“門下生”が、06年ドイツW杯の舞台を踏むことを熱望した。選手も呼応する。DF闘莉王(浦和)が「次の目標はドイツ。間違いないです」。FW大久保(C大阪)も「このチームで、もうできないのが寂しい。(ドイツで)また、会えれば…」とドイツW杯のピッチでの“同窓会”に思いをはせる。
山本監督も、次なる道を歩み始める。9月上旬まで休養する予定だが、日本協会・田嶋委員長は「A代表に入らないことは確認しています」と同監督が、A代表コーチに復帰しないことを明言した。山本監督は、日本協会との契約が残る来年1月いっぱいは代表強化に務める方向だ。
「圧倒的な力がないと世界では勝てない。(FIFAランク)トップ10入りを実現しなければいけない」と田嶋委員長。山本ジャパンは、この日、解散。しかし、ドイツW杯への戦いに、終わりはない。
★平山は北京へ奮起誓う
帰国したFW平山(筑波大)は、08年北京五輪への再起を誓った。アテネでは出場わずか16分に終わっただけに「試合に出られない悔しさを感じたし、すごく勉強になった。この経験を生かしたい」。北京への第1歩となるU−20代表アジア選手権(マレーシア、9月24〜10月8日)で、うっぷんを晴らす。
◆不完全燃焼に終わったFW田中達(浦和) 「A代表入りは目標だけど、まずはチームで1試合1試合大切に戦いたい」
◆初戦パラグアイ戦で失点につながるミスを犯したDF那須(横浜M) 「2度と同じことをしないと思えたことが成果だった」
◆3試合フル出場のMF今野(FC東京) 「結果は悔しい。だけど、自分の特徴を出せたところもあった」
◆MF阿部(市原) 「ドイツW杯は、また違った雰囲気だと思う。いろんな国と戦うのはすごく楽しかったし、うれしかった。とりあえず、Jで頑張ります」
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