【サッカー】なでしこは「くノ一戦法」で米国かく乱
五輪初の8強進出を果たしたサッカー女子日本代表が、20日(21日午前0時キックオフ)の準々決勝で米国と対戦する。右太ももを8針縫うけがを負った身長1メートル68のMF宮本ともみ(25)=伊賀=は欠場濃厚。中盤は1メートル58トリオがカバーすることになるが、高さでは圧倒される米国に、これぞ日本の特許『忍者戦法』で活路を見いだす。〔写真:エースMF沢はゆとりの最終調整。“なでしこジャパン”が忍者に化けて強豪米国を斬る=共同〕
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ニンニン! ニンニン! “なでしこジャパン”が忍者ハットリくんのごとく、『忍者戦法』で米国を攪乱(かくらん)する。
「宮本が(出場)微妙なので、1メートル60以上がいない。高さで不利になる。ポジショニングと競り合いのタイミングで対応したい」。テッサロニキでの大一番。すでに男子は敗退…。日本サッカーの期待を背負う上田監督は、19日の直前練習で腕組をしながら米国対策を思案していた。
導き出したのが日本の特許ともいえる『忍者戦法』。ドイスボランチ(3人の守備的MF)を敷く日本は、宮本に代わりMF柳田を中央に、右内転筋痛が完治していないMF山本を左、MF酒井を右に配置する。
この3人の身長は1メートル58。米国の先発メンバーは平均1メートル69とその差は11センチ。1メートル68の宮本を失うのは大打撃だが、ならば、「ちょこちょこと動き回ろう!」と結論付けた。もちろん、忍者のように。ヘディングで競り合いに負けてもセカンドボールを素早く拾う。とにかく、3人のスピードを生かして、サイド攻撃を仕掛けていこうという狙いだ。
米国は04年に入って21試合17勝3分け1敗。FIFAランクは2位で日本は13位。簡単な相手ではないが、6月の米国遠征中には、練習試合で0−0、親善試合で1−1と引き分けた。
可能性はある。18日の練習は完全非公開にしてセットプレーの練習を行った。“なでしこジャパン”が「くノ一」に化けて米国を倒す。
| ★米国女子サッカーの脅威★ |
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| 最新FIFAランクは2位(日本は13位)。W杯は91、99年に優勝、95、03年に3位。五輪は96年に優勝、00年に準優勝。過去の世界大会はすべて3位以内に入っている。日本との過去の対戦は米国の12勝3分け。ただ、日本は今年6月の米国遠征中に練習試合で0−0、親善試合で1−1と善戦している。 |
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