【サッカー】困難克服しイラク快進撃−サッカーで2連勝

 サッカー男子で、イラクの快進撃が続く。1次リーグD組でコスタリカを2−0で破り2連勝。同組の2位以内を確定してC組の優勝候補アルゼンチンに続き、準々決勝進出を決めた。

 「トレーニングするピッチも器具もなかった」と主軸のハワル。戦火で練習もままならなかったチームだったが、ギリシャですっかり自信をつけたようだ。ポルトガルを初戦で下し、チームに勢いがついた。この日は後半22分、ハワルのゴールで先制すると、その5分後にマハディが加点し、そのまま押し切った。

 先に開かれた、中国でのアジア・カップでは、アジアのフル代表が集う中、サウジアラビアを撃破するなどして1次リーグを突破し、8強入りした。同大会直前、シュタンゲ監督の突然の辞任というハプニングもはね返した。

 ロイター通信によると、初戦から2試合連続得点のハワルは「数々の困難に直面している中で、われわれの成し遂げたことは、イラクの人々と国にとって非常に重要だ」と喜びを隠さなかった。(共同)



◆市内広場、イラク人が占拠−サッカーの勝利に興奮

 アテネ中心部のオモニア広場で15日深夜、男子サッカーの準々決勝進出を喜ぶイラク人に五輪イベントの音楽演奏会場が“占拠”され、警官が排除する騒ぎがあった。

 五輪に合わせ広場にはステージが設置され、連日地元のロックバンドなどが演奏を披露。この日はイラクが強豪ポルトガルに次いでコスタリカに快勝したことからイラク人約200人が集結した。上半身にイラク国旗をペインティングした男性らが新国旗を振りながら「イラク、イラク」と連呼し、勝利を祝った。

 目撃者によると、広場から道路にあふれ出したイラク人のために警官隊が周辺道路を約30分間、通行止めにする措置を取ったという。

 一部の興奮したイラク人がステージに上がって踊りだし、警官隊が出動した。(共同)


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