馬術障害飛越の加藤麻理子、JSAAに仲裁申し立て

加藤麻理子選手 アテネ五輪代表に選ばれなかったことを不服として馬術障害飛越の加藤麻理子(31)=ライディングクラブアルカディア=が22日、代表決定の取り消しと自身の代表選出を求めて日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁を申し立てた。〔写真:五輪選考で日本スポ−ツ仲裁機構に仲裁を申立て、記者会見する馬術障害飛越の加藤麻理子選手=22日午後、東京・渋谷の岸記念体育館

★「フェアであることが一番」

 日本馬術連盟もJSAAの仲裁に応じることを明らかにし、五輪代表選考としては初めてJSAAの判断が下されることになった。同連盟は、5月から6月に欧州で開かれた国際大会の成績を参考に、代表候補9人の中から4人を決定した。

 加藤側は、指定競技会に数回参加することが求められている選考基準に対し、1回しか参加していない選手が選ばれたことなどを指摘。自身は出場した大会で6位に入ったことや、日本の五輪出場枠獲得に貢献した実績が考慮されていないとしている。

 会見した加藤は「オリンピックに挑むには、フェアであることが一番だと考えている」と話した。同連盟の渡辺弘常務理事は「五輪に通用する力を持っているかで選考した」と反論している。

★日本スポーツ仲裁機構

 国際スポーツ界の紛争仲裁を行うスポーツ仲裁裁判所(CAS)の国内版。シドニー五輪代表から漏れた競泳の千葉すずのCAS提訴で国内機関設置の必要性が高まり、昨年4月に発足。選手または選手が属する団体が競技団体を相手に、禁止薬物違反の処分や代表選考などの仲裁を申し立てることが可能。3人の仲裁パネルが審理終了後3週間以内で判断を下す


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